女性普通雑誌「女性セブン」に、昭和天皇に「天皇の料理番」として仕えた方のインタビュー記事がありました。

その中から目に付いた雑学を紹介します。

昭和天皇にお仕えした料理番インタビューより お好みのメニューは?など

■天皇の料理番は「宮内庁大膳科」に勤める国家公務員
 
■昭和天皇は鰯、鯵、鯖などの青魚や、鰻がお好きだった。
 
■原則として魚の骨は取り除いてお出しする(小鯵や鰯などの小骨は例外)
 
■1日の食事は約1800kcalで化学調味料は一切使わない
 

 
■「一物全体食」をモットーに食材全体を使い、栄養バランスが偏らないようにするのが大膳課の調理の基本
 
■肉や野菜は皇室専用の御料牧場から、魚は築地の業者から取り寄せる
 
■昭和天皇は麺類もお好きで、月末は決まって蕎麦を召しあがった
 
■戦前の料理番は、仕事を始める前に厨房の横にあるお風呂で身を清めていた
 
女性にっこり陛下のために料理を作れるのは、料理人として最高の栄誉ですが、同時にプレッシャーも相当なもののようですね。
 
週刊女性セブン2015年6/25号(Amazon)165~167ページを参考にしました)