最近はあまり聞きませんが、お風呂にお酒を入れる「酒風呂」が一時期流行しました。
 
これはどれくらいのお酒を入れるのでしょうか?

半身浴ならコップ1杯、肩まで浸かるならコップ3杯くらいのお酒を入れると良いようです。そんなにドバドバ入れなくてもいいんですね。
 
もちろん飲み残しのお酒や、香りが飛んだもの、燗につけて冷めたもので十分OKなので、時々試してみてはいかがでしょうか。
 
効果としては、疲労回復、血圧安定、肌の保湿、さらにはシミの原因となるメラニン色素の生成を抑える、などがあります。
 
本来日本酒にはアミノ酸や各種ビタミンなど100種類以上の微量成分が含まれています。その成分には美白・美肌効果、育毛効果まで期待できるといわれています。
 
日本酒を入れたお風呂は体が非常に温まりやすいため、湯温自体はそれほど熱くする必要はありません。湯温が高すぎると「酒風呂でじっくり体を温める」ことができなくなってしまいます。
 
お酒の香りも楽しみながら酒風呂を堪能するためにも、湯温は高くても42度くらいが適当です。
 
ぬるめのお風呂に長時間入ることがすでに体を芯から温めてくれますが、それにお酒を加えれば温熱効果がさらに強くなります。加えて美肌などの美容効果も期待できるのです。
 
日本酒入りのお風呂に入った後は、体をよく拭いてください。