心拍数が多くなったり、脈拍のリズムが乱れて息苦しさなどを感じる「どうき」は、運動後あるいは不安やストレスを感じた時に多く発症します。
 
しばらく安静にして呼吸を整えるなどすれば治まることが多いですが、あまりに頻繁に起きる場合は医師から安定剤などを処方してもらうこともあります。
 
こうした対処法の他に、動悸をおさえる手段として「目を軽く圧迫する」方法があります。

安静にしても動悸が治まらない、あるいは手元に薬が無いといった場合の対処法を紹介します。
 
やり方は簡単です。
 
まずはいすに座って目を閉じ、深呼吸を行います。
 
人差し指と中指で片方の目をまぶたの上からまっすぐ、静かに押さえます。(手のひらで押しても良い、という意見も)その際、深い呼吸は続けます。両目を押さえる必要はありません。
 
しばらくすると動悸が落ち着いてきます。
 
効果の出方には個人差がありますが、少なくとも1分ほど続けます。
 
眼球を圧迫するのは危険も伴うので、くれぐれも慎重に行ってください。
 
眼球を圧迫すると圧力刺激が三叉神経から延髄へと伝わり、心拍数を減少させるように作用するのです。
 
この方法の体験談を公開してらっしゃるブログをネット上で見つけました。
 
「東海道一人旅→小笠原→中山道→奥州街道、ときどき江戸散歩 」
blogs.yahoo.co.jp/realhear2000/53908912.html
心臓の不整脈と私の対処療法
 
動悸の対処法について非常に詳しい記事になっています。不整脈等に悩まされている場合は一読されてみてはいかがでしょうか。
 
動悸の原因には急な運動、ストレスや緊張、睡眠不足などが考えられます。
 
動悸が即命にかかわるということは少ないですが、心臓弁膜症など心臓の病気が原因になっていることもあります。
 
あまりに続くようなら病院で検査を受けましょう。