プロ野球日本ハムの元監督で、野球評論家の大沢啓二さんは2010年10月7日に胆嚢がんで亡くなられています。
 
胆嚢がんは、あまりなじみが無いがんです。
 
MSN産経ニュースさんのこちらの記事を参考に、胆嚢がんについてまとめます。
sankei.jp.msn.com/life/body/101022/bdy1010220734000-n1.htm
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まず、胆のうとは肝臓から分泌された胆汁を一時的に貯蔵しておくための臓器です。胆汁は、脂肪を乳化して消化しやすい形に変える働きがあります。
 
胆のうがんとは、

・男性よりも女性に多く、60代に多い
 
・肺がんや胃がんに比べると死亡者数や罹患率は低い
 
・初期においては自覚症状が無い
 
・初期のがんは胆嚢内に留まっているが、進行するとリンパ節や他の臓器に転移する
 
・黄疸などの自覚症状が出てきたら、すでに進行している可能性がある(こうした特徴は胃がんに似ています)
 
・胆嚢がんの治療では胆嚢摘出が一般的 ただし転移していると対処は困難
 
・特定の生活習慣と罹患のしやすさは関係ないと考えられている
 
・早期発見が何よりも大切 定期的な超音波検査を受けることで、胆嚢に胆石やポリープがないかをチェックする

 
こうして見てみると、「初期の段階でわかりやすい自覚症状がある」ガンってほとんど無いような気がします。
 
ある程度の年齢になったら、定期的な健康診断を欠かさないようにしたいものです。