がんの部位別死亡者数と野菜摂取でリスクが下がるがん

がんが日本人の死因第1位を占めていることはよく知られています。
(ちなみに2位は心疾患、3位は脳血管疾患と続きます)
 
年代が進むほど死亡率が上昇し、40~50代では死因の3割から4割をがんが占めています。
(この記事は2007年に作成しました)
 

2004年のがんの部位別に死者数の多い順に並べてみます。
 
◆男性
1位:肺 2位:胃 3位:肝臓 4位:大腸(結腸・直腸含む)

 
◆女性
1位:大腸 2位:胃 3位:肝臓 4位:乳房

 
 
男性の場合、60代までは胃、肝臓、大腸などの消化器のがんが多く、70歳を超えると前立腺がん、肺がんが多くなってきます。
 
日本は今後高齢化社会になるので、患者数では前立腺がんが非常に増えると予想されています。
 
前立腺がんは兆候を検査する技術が非常に発達しています。年齢が上がるにつれて定期的な健康診断を欠かさないようにしましょう。
 
 
がんを治療してから5年間生存すると「がんは完治したとみなすことができる」とされています。
 
これを5年生存率といい、胃や大腸、前立腺のがんは5年生存率が高く、肺や肝臓のがんは低くなっています。
 
 
どこに発症するかに限らず、がんは早期発見が何よりも大事です。
 
日頃から摂生を心がけ、いわゆる生活習慣病が気になる年代になったら定期健診を受けるようにしましょう。
 

野菜を摂ることで発症率が確実に低下するガン

野菜摂取量とがん発症率については世界各地で研究が進められています。
 
世界がん基金と米国がん研究財団により集積されたデータから、野菜を摂取することで発症率を低下させることができるがんの種類がわかっています。
 
以下にまとめます。

◆野菜摂取により、発症率が確実に低下するガン
 
口腔がん 咽頭がん 食道がん 胃がん 肺がん 結腸がん 直腸がん
 
 
◆野菜摂取により、発症率がほぼ確実に低下するガン
 
喉頭がん すい臓がん 乳がん

03年のデンマークの調査では、デンマーク人の1日平均野菜摂取量は270gなのだそうです。
 
これを
 
・400gに増やすと寿命が0.8年延び、がん発症率が19%低下
・500gに増やすと寿命が1.3年延び、がん発症率が32%低下

 
するという研究結果が出ています。
 
 
野菜が持っているガン抑制効果のメインといえば抗酸化作用ではないでしょうか。
 
ビタミンCやビタミンEといった抗酸化物質だけでなく、カロテンやポリフェノールも強力な抗酸化作用があります。
 
 
現代はサプリメントが大流行しており、実際に私も利用してますが、やっぱり基本は食事からとる栄養です。
 
食事で摂取する栄養は「多様性」があります。
 
野菜でも果物でも、ほとんどの食品には複数の栄養素や抗酸化物質が含まれています。これと同じことをサプリメントでやろうとするとなかなか困難です。
 
 
マルチビタミンのサプリメントを摂取するという方法もありますが、マルチビタミンのサプリでカロテンやポリフェノールが含まれているタイプはあまり目にしません。
 
カロテンやポリフェノールのサプリも同時に利用すると良さそうですが、複数のサプリを飲み続けるのって意外と面倒じゃないですか?
 
野菜や果物の方が食べる楽しみもあります。
 
ひとり暮らしをしていると調理が難しいときもありますが、酢に漬けて常備菜にするなど工夫をしてみてはいかがでしょうか。
 

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