管理人の普通の顔ライフバランスマネジメント研究所の代表・渡辺卓さんは、悩みやストレスを軽減させる手段として「ストレス日記」を勧めています。

渡辺氏は日本でサラリーマンを経験した後アメリカに留学し、ペプシコやシスコシステムズなど複数の多国籍企業を渡り歩きます。

ストレス日記の書き方 「イヤな出来事」を後から見直してみると…

世界を飛び回って仕事をしていた渡辺氏ですが、溜まっていたストレスに40代で襲われ、これまでの生き方に疑問を感じるようになりました。
 
それからは、メンタルヘルス対策で社会に貢献したいと一念発起し、ライフバランスマネジメント研究所を立ち上げています。
 
「ストレス日記」は簡単に実践できます。
 
仕事などでストレスを受けたら、その出来事と気持ちを点数にして記録するだけです。
 
「〇〇で失敗した 悲しさ80点」「Aさんから暴言を言われた 怒り95点」といった具合ですね。
 
記録をある程度続け、休みの日などに日記を見返してみると、自分がストレスに対してどのように感じるかが把握できるようになります。
 
また出来事を後から考えることで、「実は大した問題じゃなかった」と違った解釈も可能になり、今後似たようなことが起きても受けるスレトスが軽減されるのです。
 
記録する女性
 
管理人の普通の顔「ストレス日記」に限らず、悩みごとを書き出すのは、ストレスを減らす良い方法としてよく目にします。
 
ストレスの原因を客観的に見ることで、「本当に悩む価値があるかどうか」を判断できるようになるのです。
 
何かすごく嫌な出来事があったら、その時だけでも「ストレス日記」をつけてみてはいかがでしょうか。
 
しばらく時間をおいて頭が冷めてみると、意外と「大したことじゃなかったな」と思えることがあるものです。