腸内環境を良くすることが健康維持に役立つことはいまや常識になっています。

もっともわかりやすいのはお通じの改善ですが、実はそれ以外の体調とも複数関係しているようです。
 

 
このコンテンツでは腸内環境が関わる病気と、自分に合うヨーグルトの選び方を紹介します。
 
日経ヘルス 2015年3月号(Amazon 試し読み・Kindle版あり)12~14ページを参考にしています)

腸内環境が関わる病気

健康トピックにおいて腸内環境といえば、
 
お通じ 免疫力 お肌の健康度
 
あたりの話になるのがお約束です。
 
ところが近年の研究によると、腸内環境は
 
糖尿病 動脈硬化 肝臓がん ある種の自閉症
 
にも関わっていることがわかったそうです。
 
バランスの崩れた腸内環境から作られる悪玉物質が腸管から吸収され、血液に乗って全身を巡ることで、これらの病気の引き金になりうるのだとか。
 
自閉症といったメンタル面の病気にも関係しているとはちょっと驚きです。
 
良い腸内環境はカゼや便秘だけでなく、意外と多くの病気を予防しているのかもしれませんね。

自分に合ったヨーグルトを探すには(おまけ:私の場合)

・・・ということで、腸内環境を整えるべく、ヨーグルトを食べようかとなったら、どういうヨーグルトを選ぶべきなのでしょうか?
 
「身体に合う・合わない」ヨーグルトがあると聞きますし。
 
慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任准教授は、合うかどうかを調べる方法として、以下のやり方を挙げています。

とりあえず同一銘柄のヨーグルトを食べる

2~3日すると腸がグルグルし始める
(これは腸内細菌叢が変わり始めたサイン)

そのまま一週間食べ続ける

グルグルしなくなったら、それは合っているヨーグルト

 
一週間食べてもグルグルが治まらない、あるいはグルグルが全く起きない場合は合っていないので、別のヨーグルトを試してみましょう。
 
ちなみに私は明治のブル〇リアヨーグルトを長いこと食べております。
 
私の場合、ヨーグルトを食べる・食べ忘れるケースでこんな違いが起きます。(下ネタで申し訳ない)
 
食べる→朝起きたらすぐ排便が起きる
食べない→朝食を食べたら排便が起きる

 
食べることで腸の活動が活発になるのがよくわかります。
 
腸内環境を気にするようになって個人的には体調が良くなった実感があります。
 
ヨーグルトなど口にするもので改善できるので、習慣にもしやすいのではないでしょうか。