禁煙すると、一日で心筋梗塞のリスクが減り、二日たつと味覚、嗅覚も戻り、二週間から三ヶ月で循環器機能が回復します。
 
五年たつと肺がんリスクも減ってきます。

久留米大学医学部の森田博彦助手らの研究により明らかになりました。

喫煙と体重・肺がんの関連

心筋梗塞や脳卒中の原因となる血栓の生成に深くかかわる血小板の機能は、わずか2週間禁煙するだけで非喫煙者と同じレベルまで改善するそうです。
  
2週間の禁煙によって血液の固まりやすさを示す指数が禁煙前より半減。血栓の生成を抑える指数も約三倍になります。
 
また、活性酸素による全身の酸化ストレスも禁煙後2週間で大幅に改善されることがわかりました。
 
 
「禁煙をすると体重が増える」とはよく言われることで、これは禁煙をした人にほぼ全員といっていいほど起こるようです。(私の父が禁煙した時も体重が増えました)
 
「タバコやめると太るからね~」という禁煙をしない理由(いいわけ?)がありますが、タバコで痩せている状態が異常なわけで、「健康的に体重が維持できている」のではないのです。
 
ある日ラジオを聴いていたら、健康コーナーで「摂取して体重を減らす作用があるのは『毒』である」といっていました。タバコがまさにこれではないでしょうか?
 
 
タバコを吸って体重をキープしてもそれはあくまで「みせかけ」でしかありません。体の内側は確実に蝕まれていると考えるべきです。
 
 
まずはタバコをやめて健康体に戻すことが先決で、体重はその後対処しましょう。父も体重が増えましたが、運動などで適正体重まで戻しました。
 
 
(追記)
肺がんと喫煙に関しては、こんな意見もあります。
 
武田邦彦先生「タバコを吸うと肺がんが減る?!」 ←ホンマでっか!?
http://news.2chblog.jp/archives/51679179.html
(現在この記事は削除されています)
 
中部大学の武田邦彦教授が、厚労省やがんセンター発表のデータを分析したところ、
 
タバコを吸うと肺がんの危険性が吸わない人に比べて10分の1以下になる
 
ことがわかったそうです。
 
 
私は検証したわけではないので、内容の是非については論じません。確かに、肺がんリスクは下がるのかもしれません。
 
しかし、これを以て「よし、肺がんリスクを減らすためにタバコを吸うぞ!」と考えますか?
 
・喉頭がんなど、その他のがんリスクは?
・受動喫煙の影響は?
・しわの増加など、容姿の老化リスクは?

 
といった、肺がん以外の危険要素があまりにも多すぎるのではないでしょうか。
 
タバコは絶対ダメ、という私の立場は変わりません。

禁煙してもしばらくは糖尿病に注意

禁煙後の病気リスクに関連して、こんな記事がありました。
 
MSN産経ニュース
禁煙5年間は糖尿病注意 6万人追跡調査で判明 女性はリスク2・84倍
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120229/bdy12022914390002-n1.htm
(現在この記事は削除されています)
 
国立がん研究センターを中心としたチームによる調査です。記事の内容をまとめます。

■10都道府県の男女約5万9千人(40~69歳)を、1990~2003年の期間で10年間追跡調査した
 
■喫煙者は非喫煙者より糖尿病になりやすく、禁煙後5年未満だとそのリスクは高いまま
 
■5年未満の場合、女性は吸わない人に比べて発症リスクが2.84倍、男性は1.42倍高いまま
 
■男性の場合、禁煙前に吸っていた1日当たりの本数が多いほどリスクは高く、1日25本以上だと2.15倍になる  
 
■分析を担当した国立保健医療科学院(埼玉県)の大庭志野・特命上席主任研究官は「禁煙成功後も安心せずしっかり体調を管理してほしい」とコメント

 
いわゆる「タバコをやめて太る」ことも糖尿病リスク上昇に関係しているのかもしれません。
 
当サイトで何度か指摘しているように、糖尿病は個人的に絶対に防ぎたい病気のひとつです。
 
タバコを吸わない理由は様々ありますが、個人的には、この「糖尿病リスクを上げてしまう」という理由だけで、タバコは絶対NGです。