うつになると精神科あるいは心療内科を受診するわけですが、どういう病院を選べばいいのか、多くのうつ患者が不安になるのではないでしょうか。

メンタルクリニックへの通院に抵抗を感じる人はいまだに多く、いざ自分が通うとなると病院選びに慎重になってしまうのは無理もありません。
 
選ぶ際の有効な基準はないのでしょうか?
 
聞いた話や読んだ本の内容などを参考に、二つの基準を考えてみました。

自宅から近い病院を選ぶ

うつの場合、病院との付き合いが長くなるケースが多いです。
 
そのため自宅から遠い病院だと、時間的・金銭的負担が大きくなることも考えられます。
 
男性に説明する意識
 
結果的に
 
「今日は時間が無いので行けない」
「遠いので面倒」
「お金が続かない」

 
といった事態に陥りがちで、通院を止めてしまいかねません。
 
病院は近いに越したことはありません。




気の合う医師がいる病院を選ぶ

また、担当してくれる医師とフィーリングが合うかどうかも重要なポイントです。
 
・話をちゃんと聞いてくれるか
・誠実な人柄かどうか
・患者の疑問に対し、わかりやすい言葉でちゃんと答えてくれるか

 
あたりはちゃんとチェックする必要があります。
 

 
メンタルドクターの診察でストレスを受けていては、笑えないジョークになってしまいます。
 
「この医師は自分とはそりが合わない」と感じながら治療を続けても、症状の改善は難しいでしょう。
 
気の合う医師の診察を受けるのは大変重要です。




「近さ」と「気が合う」どちらを優先すべき?

それでは、「自宅に近い」と「気の合う医師」では、どちらを優先するべきでしょうか?
 
管理人の個人的意見としては、気の合う医師がいる病院を優先するべきと考えます。
 
たとえ少し遠くても、その医師とコミュニケーションが症状改善の役に立つのであれば、通う価値はあります。
 
逆に、近くても「あの先生はちょっと・・・」と感じながらの診察では、自分が言いたいことも言えません。
 
自分に最適な病院を見つけるためには、何ヶ所かで診察を受ける必要があります。
 
これはセカンドオピニオンを得る意味でも推奨されます。