2010年は手足口病が大流行しました。
通常手足口病は夏場に増えますが、2010年は5月時点ですでに増えていて、例年の同時期に比べて8.5倍も発生しています。
手足口病 症状や治療法 まれに重症化も 治ってもウイルスはしばらく存在
手足口病は主に子供に発症し、その名のとおり手、足、口に湿疹ができます。
「エンテロウイルス」や「コクサッキー」などのウイルスに感染して発症します。
口の中に潰瘍ができると食事が困難になるので、スープなど食べやすいものを選びましょう。どうしても食べられなければ水分補給だけは欠かさないようにします。
手足口病は特効薬が無く、対症療法しかありません。湿疹はかゆみ、痛みを伴うこともありますが、時間と共に自然治癒します。
ただし複数回かかる例もあり、まれに重症化するので注意が必要です。
・頭痛が激しい
・高熱が続く
・吐いた後、ぐったりする
といった症状が見られるときは、ウイルスが脳に達していることも考えられ、一刻も早い対処が必要です。
患者のくしゃみなどの唾液、発疹内部の液体、患者の便に原因ウイルスが存在しています。症状が治まっても感染後1ヶ月間は便中にウイルスが残っています。
排便後やおむつ交換後の手洗いをしっかり行いましょう。タオルの共用はダメです。
手洗いには、ウイルスが付着する可能性がある固形せっけんより、液体せっけんのほうが安全です。
予防には、うがいや手洗いが有効です。
2011年は熊本だけでなく全国で手足口病流行
手足口病を発症したから即「学校や幼稚園に行くのは禁止」というわけではありません。
熱も無く、痛みも感じないなど、症状がひどくなければ学校や幼稚園へ行くのはOKです。子供の状態をみて判断しましょう。
2011年には、熊本で手足口病が流行しています。
熊本県のページから引用させて頂きます。
www.pref.kumamoto.jp/soshiki/32/teashikuchibyou.html
平成23年第24週(6月13日~6月19日)の一定点あたりの報告数が7.04となり、平成19年以来4年ぶりに国の定める警報基準値(5.00)を超えて流行しています。
この流行は、どうやら全国的なものだったようです。
ヨミドクター
今夏の特徴…「手足口病」大流行 首、膝にも
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110811-00000304-yomidr-soci
テレビでも報道され、手足口病への注意を呼び掛けていました。その際紹介されていた内容をまとめます。
・現在は西日本で増えており、今後全国的に大流行の恐れ
・複数回発症することがある
・大人にも感染する
・予防ワクチンや薬はない→つまり、発症したら耐えるしかない
・髄膜炎など重症化すると死に至ることもある
・今年(2011年)は水ほうが大きくなる特徴がある
症状が治まっても、感染後1ヶ月間は便の中にウイルスがいることがあるため、
- Amazon・PR
- ドクタープラス500(レビューあり)
- キレイキレイ薬用 ハンドソープ 業務用サイズ4L