音楽評論家で作詞家でもある湯川れい子さんは長いことC型肝炎を患っていました。
湯川さんは21歳のときに急性腹膜炎の手術を受けており、その際の輸血が原因でC型肝炎になったと湯川さんは考えています。
このコンテンツでは湯川さんのC型肝炎についてまとめています。
湯川さんの肝炎治療 玄米食で骨粗しょう症改善も
湯川さんはC型肝炎に感染するまでのいきさつを02年に発表し、治療を続けてきました
副作用を避けるという自らの判断から、C型肝炎の主な治療法であるインターフェロン療法を湯川さんは受けていませんでした。
しかし肝硬変や肝臓がんに悪化する恐れがあるという医師からの忠告を受け、06年6月から週に一度インターフェロン療法を受けるようになりました。
治療はてきめんに効いて、07年10月の最終検査ではウイルスが検出されませんでした。C型肝炎を完全に克服したのです。
折しも07年は、国・製薬会社と薬害C型肝炎患者との間で訴訟が進行していました。湯川さんは被害者弁護団にメッセージを送るなどの活動も行っています。
湯川さんは骨粗しょう症がひどく、足が痛くなるのでハイヒールも履けないほどでした。それがご飯を玄米に替えたところ、すっかり良くなりました。
「玄米は骨に良くない」という話も時々聞きますが、湯川さんの例からするとむしろ骨にもプラスなのでしょうか。
フィチン酸や残留農薬の関係から、玄米食に疑義を唱える主張もありますが、こういった話を聞くと「やっぱり玄米っていいかも」という印象が強くなります。
現在は私も一日一食(朝食)は玄米食を食べています。
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湯川さんのC型肝炎闘病 産経ニュースより
MSN産経ニュースさんに、湯川さんの闘病の様子が記事になっていました。
より詳しい内容がわかるので、要点をまとめます。
■当時はわからなかったが、これはC型肝炎によるもの
■21歳のときの腹膜炎手術で受けた輸血が肝炎の原因か?
■年末になるといつも高熱が出て、腎盂炎で入院 頭痛や疲労感も
■息子さんには感染していなかった
■当時の医師からは「C型は治らない お酒は飲まない、睡眠不足やストレスもダメ」と言われた
■その後治療法の進歩もあり、平成18年からは「ペグ・インターフェロン」を使い、一年間の計画で治療を開始
■10ヵ月たったある朝、化粧をしていると「体の中でピンポーンとチャイムが鳴って、『治ったよ』というかわいい声が聞こえた」 この話は医師には笑われたが、自分の体が変わったことが、なぜか明確に分かった
■その5ヵ月後、体内からウイルスは検出されず、医師から「完治した」と告げられる 10月10日、湯川さんのお母さんの命日だった
一部「?」と思える話もありますが、同じようにC型肝炎の治療をしている方には参考になるのではないでしょうか。