冷えに悩まされている女性は多いもの。
身体が冷えると、病気ほど深刻ではなくても「なんとなく体調がすぐれない」という不調が多くなります。
そうした不調を改善するには、身体を温める必要があります。
このコンテンツでは体を温める食事や習慣などをまとめています。
体を温める・冷やす食べ物
身体を温める食べ物としては、
ショウガ ネギ ニンニク ごぼう
あたりがよく知られています。
私は「刺激やにおいの強い野菜は体を温めることが多い」とイメージしてます。
これに対して「体を冷やす野菜」もあります。
体を冷やす野菜は夏野菜に多く、トマトやナス、キュウリなどです。これらの野菜をサラダなどにして生のまま食べると、体を冷やすように作用します。
ところが体を冷やす野菜でも、温めて食べるいわゆる「温野菜」にすれば体を温める食品として摂取することができます。
冷え症が気になる場合は、どんな野菜でもとりあえず温野菜にして食べればOKなのです。
このサイトや私のメルマガでは、女優さんや女性タレントの健康関連話も紹介しています。その中には「冷え症だったので温野菜を食べて改善させた」という例がしばしばあります。
ショウガや温野菜もいいですが、私としてはココアもおすすめです。
体を温めるだけでなく、ポリフェノールも豊富ですし、食物繊維が多いのもいい感じです。
冷え症の予防・対策
東洋医学では冷え症を
血(血流)
水(リンパ液、汗、尿などの体液)
気(生命エネルギー)
のバランスが乱れた状態と考えます。
また冷え症は、「冷え」というダメージが蓄積していくと考えられているので、年齢を重ねるごとに症状がひどくなっていくとされています。
若いうちに冷え予防に取り組むと、更年期などに出る体調不良を軽くすることにもなるのです。
予防法には、以下のようなものがあります。
外から冷えることを防ぐ
下半身には大きな血管が集まっていることから、「頭寒足熱」を心がけ下半身を中心に温めると効果的です。
きつめの服や、ハイヒールは血管を圧迫するので冷えを悪化させることもあります。
42度くらいのお湯にくるぶしあたりまで足をつける足湯もおすすめです。
体を温めるものを食べる
原産地が寒冷地の野菜などは温性で体を温める効果があります。
逆に夏が旬の野菜や南国のフルーツなどは冷性で体を冷やしてしまいます。冷性の食物でも加熱や発酵などの処理が施されると冷え症対策として有効な食材になります。
冷性か温性かわからないときは、野菜類を食べる時はサラダでなく、とりあえず「温かくして食べる(炒める・煮るなど)」ことを心がけると良いでしょう。
当サイトとしては女性であっても、冷え症対策として筋肉をつけることは大事だと考えています。
筋肉は熱を生みだす器官であり、血行も促すので女性の健康維持に大きく貢献してくれます。
女優さんやモデルさんなど、女性の美しさと健康をキープをしている人は、一様に何らかの運動をしています。
スタイルを保つだけでなく、冷え対策も兼ねているのです。