新藤義晴医師の著書「医者知らず『冷えとり』で完全健康人生」に、身体を温める食品について紹介されています。

食品名だけでなく、「身体を温める作用を持たせるためのポイント」も挙げられています。
 
同書の98~99ページから、内容の要旨をまとめて引用させて頂きます。

身体を温める食べ物と「温める」性質に変えるには

海草 根野菜 ごぼう 人参 大根  山芋 里芋(この二つは特に良く、火を通すのが理想的)
 
・豆腐や豆類、納豆など豆類も身体を温める
 
・生野菜は身体を冷やすが、塩をふると温める性質に変わる 重石をしたり、日に干すとさらに良い 
 

 
・切り干し大根、切り干しサツマイモ、干しシイタケも身体を温める 市販品は機械干しのこともあるので、調理前に日に干すと良い 
 
・糖や精製塩は、瓶に入れたままでOKなので日光に1~2時間当てて使う
 
・玄米、麦、稗は身体を温める 玄米を炊くとき、圧力鍋を使うと、高温・高圧で玄米の良いところが損なわれてしまう 
 
・土鍋などで炊くと固いが、よくかむと良い 玄米を洗ったら落とし蓋にして中火にかけ、沸いてきたらふきこぼれないように弱火にし、柔らかくなったら煮詰める 1時間あればOK
 
「塩は身体を温める」「食材を日に当てると良い」というのは興味深い話です。(下の関連コンテンツもご覧下さい)
 
新藤医師は玄米を圧力鍋で炊くと良くないと書いていますね・・・。私は玄米を圧力鍋で炊くこともあります。
 
しかし、圧力鍋の付属レシピには「圧力鍋は調理時間が短いため、普通の鍋で調理するよりも栄養の損失は少ない」とあるんですよ。
 
このへんはホントのところどうなんでしょうか?どこかの研究機関が調べてくれるとありがたいのですが。