プロ野球読売巨人軍の原辰徳監督(当時)の健康関連話をまとめています。

「願掛け」という意味合いや原監督の信条もあるようです。

原監督の禁煙「何かを我慢する」

原監督はは04年の1月1日から禁煙を始めました。(06年5月現在も継続しています)
 
原監督は「大願を成就させようと思ったら必ず何かを犠牲にし、我慢しなければならない」という考えを持っています。
 
健康のためというよりも、チームが勝つための願掛けの意味合いが強いようです。
 
原監督は中学生の頃、体育の授業中に左足首を複雑骨折したことがあるそうです。
 
医師からは「このままでは野球ができなくなるかもしれない」とまで言われ、歩行困難などの後遺症が残るかもしれない大怪我でした。
 
しかし当時の原監督の野球を続けたいという熱意は非常に強く、懸命にリハビリを行った結果回復し、野球を続けられるまでになりました。
 
しかしこのケガがもとで、後年アキレス腱を傷めることがありました。

原監督は体形維持のため油物を食べないのはストイック過ぎ?

原監督は身長1m 81cm、体重88kgと現役時代の体形を維持しています。
 
おしゃれ好きということもあり節制には厳しく、油物は口にせず肉も赤身しか食べません。
(この記事は07年に作成しました)
 
しかし監督のあまりのストイックさに対して異を唱える巨人軍のトレーナーもいます。「ある程度、食事に油脂は必要。油をとることで他の栄養素も吸収しやすくなる」とか。
 
特に猛暑を乗り切るためには、体力をつけるためにはある程度の油脂分は必要かもしれません。
 
やはりバランスが大切ということでしょう。「油をとることで他の栄養素も吸収しやすくなる」というのは、主にカロテン系を指しているのではないでしょうか。
 
私も肉は「たまには食べた方が良い」派です。
 
健康関連の本の中には「肉を食べるのはよくない」として、肉を控えるよう推奨しているものもありますが、私は時々は食べた方が良いのではないかと考えています。
 
たんぱく質だけでなく、ビタミンB群や脂質の補給源として優れていますし、「完全に食べなくなる」とデメリットも多いはずです。(何より美味しいですよね)
 
もちろん、肉ばかり食べるのは良くありませんし、メインにするなら魚がいいと思っています。野菜や果物も忘れてはいけません。ここでもやはり大切なのはバランスです。