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そんなこんなで再開した水泳ですが、泳ぐための筋力も心肺機能も衰えまくっていることを痛感させられました。
 
「これじゃイカン・・・もう少し長く泳げるようにならないと・・・」ということで、私は100mを連続で泳げるようになることを当面の目標としてみました。

(ここで「泳ぐ」とは、クロールで泳ぐことを前提とします。ちなみに私はスイミングスクール時代は平泳ぎの方が得意でした。今ではクロールに慣れてしまいましたが)
 
健康のために水泳を習慣にしている人は、「長く泳ぐ」ことを目標にしていることが多いのではないでしょうか。
 
しかしこの時点での私のように「筋力も呼吸機能もまだできていない」場合、どのように距離を伸ばしていきます?
 
ここで私は100m泳ぐことを目標にしました。とはいえ、50mでゲロゲロだった私は、連続で100mは泳げません。
 
では、足を途中でつきながら100m泳ぐのがいいのでしょうか?例えば、50m泳ぐ→足をつく→再び50m泳いで100m達成、といったふうに・・・。
 
ここで私がポイントだと思う点をひとつ紹介します。それは、
 
長距離を泳げるようになるには途中で足をついてはいけない
 
です。
 
ある程度泳いだ経験のある方ならわかると思いますが、続けて泳いでいて、わずか数秒でも足をついてしまうと、ものすごく「楽」になってしまうんですよ。
 
ほんの2~3秒でもそうです。
 
私の感覚では、呼吸が「地上の呼吸」に戻ってしまい、一気に呼吸が整ってしまうのです。しょっちゅう足をついていては、特に心肺機能がいつまでたっても鍛えられないと思います。
 
とはいえ、「長く泳ぐと息がキツいから足をつくんだよ!」とのつっこみを受けるのは当然のことです。
 
では、どうすればいいのでしょうか?
私は解決策として
 
泳いでいる途中で平泳ぎに切り替える 
メインの泳ぎが平泳ぎなら、動作をゆっくりにする

 
といった工夫をおすすめします。
平泳ぎはクロールよりも泳ぐ負荷が軽いので、「泳ぎながら休む」わけです。泳いでいる途中やターンをする時点で「あ、キツい」と思ったら平泳ぎにしたり、動作をゆっくりにすれば良いでしょう。
 
私は
 
往路→クロール 
復路→平泳ぎ
 
 
なんてこともやりました。途中で平泳ぎを混ぜながら、目標の距離をとにかく連続で泳ぐわけです。
 
くどいようですが、途中で足をついてはいけません。
 
ある程度の距離を泳ぎきるには、その距離を連続で泳ぐ筋力と心肺機能、そして感覚を養わなくてはダメです。足をつくとこれらが途切れてしまうのです。
 
このことを自然に意識したのは、もしかしたらスイミングスクールで「足をついてはダメ!」とかいった指導を受けていたからかもしれません。
 
記憶には残っていないのですが・・・。
 
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