閉経している女性、ならびに70歳以上の男性で、下記の項目にひとつでも当てはまるなら骨粗しょう症の可能性があります。

骨密度検査などを受けてみましょう。
 
(このチェック項目は鳥取大学医学部・萩野浩教授の監修です)


背中が曲がってきた
身長が以前よりも2cm以上縮んだ
洗濯物を高いところに干せなくなった
高い棚に手が届かなくなった
背中や腰に痛みがある
歩きにくい
転びやすい
以前に骨折をしたことがある
どちらかといえば、やせ型である
タバコをたくさん吸っている
アルコールをたくさん飲んでいる
外出したり、運動することが少ない
 
高齢者が大腿骨近位部を骨折すると、およそ30%が寝たきりになるなどの要介護状態になるとされています。
 
寝たきりになると認知症や誤嚥性肺炎のリスクが上がり、結果的に骨折してから一年後には15~20%の人が亡くなってしまいます。
 

 
骨折していない人と比べると寿命が約10年も短くなることがわかっています。