友利新医師が、著書「美人科へようこそ」であぶらとり紙の使い方や注意点を解説されています。

サッと使えて便利なあぶらとり紙ですが、使いすぎはNGなようです

「美人科へようこそ!」の38~40ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)

優れた機能を持つ皮脂 とり過ぎると脳が勘ちがいして…

まず友利医師は「皮脂を敵視しすぎでは?」と疑問を呈しています。

肌をテカらせ、毛穴を開かせ、ニキビの原因になる…こんなネガティブポイントばかりを見て、「皮脂は敵!」とばかりに、洗顔や油とり紙で一心不乱に皮脂除去をする人も多いようです。

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何かと嫌われがちな皮脂ですが、実は優れた働きをしてくれます。

皮脂は肌にしっとりとした潤いを与えてくれる、車でいえばワックスのようなもの。
 
皮脂は肌の表面で汗と混じり合うことで皮脂膜となり、肌を薄い油の膜で包んで水分を保持すると同時に、ほこりや紫外線からも守ってくれます。
 
高級クリーム並みの効果ですよね。

肌は必要性を感じて皮脂を分泌しているわけですが、この皮脂をとり過ぎると、ちょっとおかしなことになります。

油とり紙などで必要以上に皮脂を除去してしまうと、肌が勘ちがいをして、皮脂が不足しているから分泌せよ!」と、脳にまちがった指令を促すこともありますし、油分の少ないさっぱりタイプの化粧水にこだわりすぎるのも同じように危険です。

バツのサインを出す女性

おでこや鼻のまわりなど、どうしても気になるところだけは油とり紙を使い、あとはティッシュで軽く押さえるくらいにするのがいいでしょう。

あぶらとり紙は控え目に使い、ティッシュとも併用するのがオススメです。

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