乳がんと左きき 検査の重要性

女性にとっても最も関心のある病気の一つ、乳がんの話題を二つ紹介します。
 
乳がんと左利き、乳がん細胞が急速に増殖する件や自己触診の注意点をお知らせします。

左利きは乳がんのリスク?

左利きは乳がんの危険因子かもしれないという調査結果をオランダの研究チームが発表しました。
 
ユトレヒト医科大学の研究チームは、1932年から41年にかけて生まれた約1万2千人の中年女性を調査しました。
 
 
経済・社会環境のほか、喫煙や家族がん既往歴などを詳しく調べた結果、「左利きの女性はそうでない女性に比べて乳がんに2倍以上かかりやすい」ことが分かりました。
 
はっきりした理由は分かっていませんが、出生前に高レベルの性ホルモンに暴露した人は左利きになりやすく、この性ホルモンが大人になってからがん細胞を作りやすくするのではないかと研究者は推論しています。
 
ただし、本当の理由は未解明なため、神経質になる必要もないと研究チームは指摘しています。
 
 
乳がんは働き盛りの女性に多く、芸能人でも乳がんになったというニュースをしばしば目にします。
 
乳がんは対処が遅れると死に至る怖い病気ですが、早期に発見できれば怖くはありません。
 
芸能人の山田邦子さんも乳がんが発見されましたが、手術を受けた後はテレビで乳がんのことを話すなど芸能活動を再会させています。
 
 
次の記事では検診の重要性やポイントをまとめます。
 
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寿命を10年延ばす-「乳がん専門医」の教え (中公新書ラクレ 564)

乳がんの進行度 触診のポイント

乳がんは、発生して3ヶ月放置すると大きさが2倍になります。ただし、早期に発見して治療を施せば約9割は治癒します。
 
 
早期対処が極めて重要なわけですが、困ったことに乳がんは初期段階では自覚症状がほとんどありません。
 
乳がんではしこりが発生することはよく知られています。しこりを触ってみて痛みが無ければ乳がんが疑われるので要注意です。
 
しこりが全てガンというわけではありません。乳腺炎や乳腺症など、むしろガンではない場合が多いのです。
 
 
乳がんを自己検診するなら、生理が終わって1週間後くらいに行うのが適切です。
 
自己検診では次のようなことを行います。

乳房の状態を目で見て確認する
・乳房が左右どちらかに引っ張られたり、くぼみやひきつれがないかどうか
・乳首の陥没やただれがないかどうか。
 
乳房を触診してみる
・指の腹で触り、シコリの有無を調べる
・指を揃え、乳房全体を円を描くように触診する
・腕を上げた状態と下げた状態の両方でチェックする
・シコリは脇の下にもできるので脇の下を触診することも忘れずに
 
乳首をつまんでみて血液や分泌物が出ないかどうかをチェックするのも大事です。

しこりがどのような性質のものかは、医師でなければ正確な判断はできません。
 
「ちょっと疑わしい」場合はもちろん、乳がんの自覚症状の少なさを考えれば、特に異常が感じられなくても定期的に検査を受けたいものです。
 
乳がんにかかる人は年間3万人といわれています。
 
各自治体が実施している検査を自発的に受けて早期に対処しましょう。
 

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