どんな病気でも本人にとってストレスが強ければうつの原因となります。
病気の中でも、がんはうつを発症するケースが多いとされています。
がんはうつ発症リスクが高い 強い精神的ストレスから
がん患者のおよそ2割がうつになり、末期がん患者は半数近くがうつを患うといわれています。
がんは言うまでもなく重篤な病気です。病名を告げられた際のショックの大きさは、他の病気とは比べものになりません。
しかも治療は長期におよび、その間ストレスはかかり続けます。さらには病状がいったん安定しても、再発や転移する不安がつきまとうのです。
加えて厄介なのは、抗がん薬の一部にうつを引き起こす可能性があることです。
がんを治すための薬を飲むと、うつになるリスクが上がるときては、何ともやりきれません。
がんを発症した場合、がんの治療と共にうつを予防するケアも必要です。薬の扱いに加え、医師とのメンタル面の相談も欠かさないようにしましょう。
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