ヒトはどれくらい眠らずにいられるのでしょうか?
現在残っている公式記録は、アメリカの17歳の高校生ランディ・ガードナーさんが1964年に作った264時間です。
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断眠: 人は眠らないとどうなるか?
人が長時間眠らないと起きる現象 ラットは28日間眠らないと…
2007年には、イギリスのトニー・ライトさんが266時間の断眠記録を作ったとされていますが、こちらは公式記録かどうかは不明です。
睡眠に関する専門書では、ガードナーさんの記録を公式としています。この断眠記録を作ったあと、ガードナーさんは14時間40分眠り続けました。
現在ギネスブックでは、断眠記録は危険だとして申請を受け付けていません。
ヒトは眠らないでいると次のような現象が表れます。
眠くなるのは当たり前として・・・
注意力が散漫になる
作業能率が低下する
周囲に関心が無くなる
幻覚が見える
ようになり、さらに断眠が200時間を超えると、
手が震える
発音が不明瞭になる
吐き気を感じる
といった現象が起きます。
長時間起き続けると、ごく短時間眠ってしまう「マイクロスリープ」が発生します。
一瞬とはいえ眠っている状態なので、話しかけられても応答はできません。もちろん、本人も気づいていません。
ちなみにラットを強制的に断眠すると、体温の低下、皮膚の潰瘍、体重減少などが起き、28日間の断眠でラットは死亡した、という記録があります。
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