コピ・ルアックは、映画「かもめ食堂」や「最高の人生の見つけ方」などで有名になった高級コーヒー豆です。
 
インドネシアやフィリピン、南部インドで生産されています。

コピ・ルアックは、なんとジャコウネコのフンから採取されます。 (「コピ」はコーヒー、「ルアック」はジャコウネコを意味しています)
 

 
コーヒーチェリーを食べたジャコウネコの排泄物から未消化の豆を取り出し、洗浄、乾燥、焙煎して作られます。
 
ジャコウネコの腸内酵素や細菌による発酵が起こり、独特の香りと味が生まれるのです。(ちなみに、ジャコウネコの排泄物はほとんど臭わないそうです)
 
バリ島がオランダに統治されていた時代、農民が作ったコーヒーは全て商品としてオランダにより販売されたため、農民の口には入りませんでした。
 
そこで窮余の策としてジャコウネコのフンに残った未消化の豆を集めて洗い、乾燥・焙煎して飲んでいたのがコピ・ルアックの始まりなのです。
 
コピ・ルアックは希少なため非常に高価で、500gあたり3万円以上で取引されることもあります。

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