管理人の普通の顔現代日本人の死因の約四分の一は血管にかかわる疾患なのだそうです。

血管の病は「血管の老化」でもあり、老化の形態としては動脈硬化が最も多くなっています。
 
ちょっと雑学的になりますが、「動脈硬化」はあっても、「静脈硬化」は聞かないのはなぜでしょうか?

静脈はなぜ硬化しない?血液の質の違い 女性ホルモンの影響についても

動脈では、血管壁が硬くなって内腔が狭くなる硬化が発生しますが、静脈は基本的に硬化を起こしません。
 
というのも静脈が流れる血液は、全身の組織や細胞から出た老廃物や二酸化炭素を回収して心臓に戻っていきます。
 
つまり静脈の血液には、血管壁を硬くする成分が含まれていないのです。静脈は老化しにくい、と言えます。
 
献血する男性
 
対して動脈には、食物などから吸収した成分を多量に含む血液が流れています。
 
その成分には、悪玉コレステロールなど硬化の引き金となる物質もあります。これが動脈を老化させます。
 
動脈を流れる血液に含まれている「余計なもの」が動脈硬化(老化)をひき起すわけです。
 
女性は男性よりも20歳ほど血管が若いとされています。これは女性ホルモンに動脈硬化を防ぐ作用があるからです。
 
ただし女性が閉経して、分泌される女性ホルモンの量が減ると、動脈硬化のリスクは高くなります。
 
閉経したらリスクが一気に上がるわけではありませんが、食生活や運動習慣などによる血管への影響は男性と同等になってしまいます。
 
適度な運動や、バランスを考えた食事を意識する必要が出てきます。
 
ちなみに血管全体の90%以上を占める毛細血管は運動で新しく生まれるため、若返りが可能です。
 
年齢は関係なく、何歳からでもOKです。
 
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