五十肩は、ある程度の年齢に達すると男女問わず発症することがあります。
 
場合によっては日常生活に支障をきたすほど悪化するようです。

俳優の石田純一さんも五十肩を発症し大変なことになりましたが、「あること」を変えてから改善に向かったそうです。
 
雑誌「週刊新潮」の石田さんの連載の一部を抜粋して紹介します。
 
(このコンテンツは雑誌(PR:Amazon)週刊新潮2017年9/7号64ページを参考にしています。


 

突然五十肩に 針やお灸も効果なし あるものを替えてみたら…

石田さんの五十肩は突然発症しました。

50歳を超えたころ、ある日、急に肩が上がらなくなった。「五十肩」とはよくいったものである。
 
痛みも続いて、ゴルフができないのはもちろん、肩を回そうと思っても、ストレッチもままならない。
 
日常生活にも支障をきたし、針や灸をはじめいろいろ試みたが、まったく効かなかった。

お手上げの辛い状態は一年続きました。
 
ある日石田さんは、同じく五十肩に悩んでいたという人に会います。
 
その方は「あるもの」を変えることで結果的に五十肩を治していました。
 
その「あるもの」とはベッドです。
 
「シーリー(Sealy)」という米国製のベッドで、材質が柔らかいことで有名な製品です。
 
つまり柔らかいベッドに寝ることで五十肩が治ったのです。
 
睡眠中の女性
 
それほど特別なことではないように思えますが、実はこれが大きな違いでした。
 
そもそも石田さんはどんな寝具を使っていたのでしょうか?

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硬いベッドがNGだった 球児時代に「柔らかい寝具はダメ」を叩き込まれ…

話がそれますが、石田さんはかつて高校球児だったのはご存知でしょうか?

かつて僕も、甲子園をめざす高校球児だった。
 
母校の都立青山高校は進学校だったので、勉強との両立に悲鳴をあげたが、がむしゃらに練習し、「エースで4番」としてチームを引っ張った。

実はこの球児時代に受けた指導が、大人になってからの寝具の選択にまで影響を与えていました。

当時たたき込まれた「柔らかい布団やベッドで寝ると腰が悪くなる」という教えを、後生大事に守っていたのだ。

球児時代に受けた「柔らかい寝具はNG」という指導が身についていた石田さんは硬いベッドに寝ていたのです。
 
なので「柔らかいベッドにしたら症状が改善した」という話を聞いても、すぐには信じられませんでした。
 

 
それでも「騙されたと思って柔らかいベッドに替えてみては?」と勧められ、万策尽きていたことからベッドの購入を決意します。
 
すると・・・

もはや打つ手も尽きていたので、半信半疑ながら購入した。
 
すると驚いたことに、すぐに快方に向かったのである。少し腕があがるようになっただけでもうれしかった。

いきなり改善しました!
 
結論として、石田さんの五十肩の原因は硬い寝具だったようです。これは石田さん自身も確信されています。

どうやら僕の肩は、硬いベッドのせいで血行障害を起こしていたようで、接地面が柔らかくなり、血の巡りが戻ったのだ。
 
その証拠に、出張の際に硬いベッドに寝ると、すぐさま痛みがぶり返した。
 
僕と同じように五十肩で悩んでいる読者も、柔らかいベッドに替えるだけでラクになるかもしれない。

実は五十肩の原因を「コレ!」と特定するのは難しいようです。
 
なので血行障害以外の原因もありうるわけですが、もしも現在硬い寝具をお使いなら、柔らかいタイプに替えるのもひとつの選択肢ではないでしょうか。
 
現在の寝具の上に柔らかいマットレスを敷くのも手です。