寒くなって空気が乾燥してくると、静電気に悩まされるようになります。私もときどきバチッとやられます。
車を降りてドアを閉めるときと、ジムでダンベルを持つときに「バチッ!」とくるのは、けっこうビックリしますし、うっとうしいものです。
(ジムではよくありません?かなりドキッとしますが、なぜか平静を装ってしまいます^^)
繊維により帯電する電気の違い 服の組み合わせや靴・体質の影響
冬に静電気がひどくなるのは、湿度が低くなるからです。湿度が高いと体の電気は空気中の水分に自然放電されますが、冬は乾燥しているため放電されず、体に電気がたまってしまいます。
静電気を防ぐには、まず着ている服が大事です。繊維によって帯電する電気の質が違うのです。
マイナスに帯電する繊維 アクリル、ポリエステル、絹
このプラスマイナスが逆の組み合わせ同士だと電気が発生しやすくなります。
たとえば、ウールのセーターの下にポリエステルの下着を着ていると静電気は確定です。プラス同士かマイナス同士を組み合わせて着るようにしましょう。
また、ゴム底の靴は絶縁体となるので体に電気がたまってしまいます。革靴のほうがアースとして働くので静電気防止にはおすすめです。
静電気には体質も関係しています。
人体はプラスに帯電しがちですが、血のめぐりが良い体にしておくと帯電しにくくなります。血液の流れを良くする大豆や魚を食べましょう。肉を食べ過ぎるのは良くありません。
バチッときそうなときは、触れる部分をできるだけ大きくしまょう。指先など、接触部が小さくなるほど痛みが強くなるからです。思い切って手のひら全体や、手の甲などの、より鈍感な部分で触りましょう。
静電気防止グッズも販売されていて、キーホルダーやブレスレットタイプのものが人気があります。