プラセンタは古くから美容目的で使用されており、クレオパトラや楊貴妃、マリーアントワネットも使っていたとか。(諸説あります)
日本でも1940~1950年代には栄養剤として利用されています。
これほど長い歴史を経てもなお使用され続けているのは、美容・健康面で何らかの実感を得る人が多いからでしょう。
このコンテンツではプラセンタで期待できる健康や美容面での作用についてまとめます。
プラセンタ 健康面で認められている作用
プラセンタ、つまり胎盤は驚異的な機能を持っています。
1個の受精卵をわずか10ヶ月で3kgほどの新生児にまで育ててしまうのです。
それだけ生命を育むための多様な栄養素や生理活性物質が含まれていて、厚生労働省から肝機能改善薬として認可されています。
新陳代謝促進作用・細胞分裂活性化作用、免疫増強作用などがあることもわかっています。
プラセンタに健康面で期待できる作用をまとめます。
■胃・十二指腸潰瘍・・・胃腸の粘膜細胞の増殖を促し、潰瘍などの傷を修復
■更年期障害・・・のぼせ、冷え、動悸、イライラなどの更年期特有の症状を改善
■免疫力・・・リンパ球の増殖を促し、インターロイキン(情報を伝達して免疫機能を調節している化学物質)を活性化して免疫力を高める
その他、アトピー性皮膚炎、肉体疲労、神経痛・腰痛、目の疲れが気になる方にもプラセンタはおすすめです。
美容面でも多様な作用 注射・内服で
プラセンタは美容面でも注目されていて、注射、または内服することで皮膚の新陳代謝作用・細胞分裂活性化作用が期待できます。
具体的には、
肌のキメ ハリ シワ くすみ・しみ・そばかす ニキビ 肌荒れ
などに対する実感です。
体内に取り込む方法としては、静脈注射、点滴注射、筋肉注射、内服といったものがあります。
静脈注射、点滴注射には即効性が期待できます。1週間から10日に1回のペースで1~2ヶ月続けると効果が表れてきます。(個人差があります)
この治療は健康保険の適用外であり、1アンプルあたり1000円くらいが相場のようです。