肌のタイプは人によって千差万別のようですが、大きく分けるといくつかに分類できます。

ここでは肌質を4つに分けて、それぞれの特性や起こりやすいトラブル、それへの対処法やケアをまとめます。
 
自分の肌はどのタイプか?や適切なケア方法を知る参考にして下さい。
 
※ちなみに「よしき皮膚科クリニック」の吉木伸子医師は、「混合肌」という肌質は存在しないとされています。
 
このコンテンツは「いちばん正しいスキンケアの教科書(Amazon)」26~29ページを参考にしました。

脂性肌

・肌の特徴
肌の皮脂腺の働きが活発なので、その名のとおり皮脂が多めに分泌されます。
 
テカる、ベタつく肌になりがちで、顔だけでなく頭皮、背中、胸などのパーツにも皮脂が多めになることがあります。
 
生まれもった肌質だけでなく、ストレスや睡眠不足などの要因でも一時的に皮脂が増えることがあります。

・ありがちな肌トラブル
過剰な皮脂によるトラブルが増えます。
 
皮脂が毛穴を詰まらせることによるニキビ、皮脂の酸化による肌荒れや老化といったトラブルが起きるのです。
 
皮脂が毛穴に溜まった状態が続くと、毛穴が広がってしまいます。
 
皮脂の慢性的な刺激が原因で「脂漏性皮膚炎」を起こすこともあります。
 
・対処法
朝晩の洗顔で皮脂をすっきり落とし、油分が少ない保湿美容液でのケアが欠かせません。
 
日中は脂取り紙などで皮脂をこまめに取りましょう。
 
テカリや化粧くずれが気になるなら、くずれの気にならないルースパウダーを重ねます。
 
背中のニキビには固形の石けんが良いでしょう。

乾燥脂性肌

・肌の特徴
”テカり”と”乾燥”が同居している肌です。
 
皮脂が多い部分は脂浮きしてテカり、ベタつきが目立つ一方で、肌の保湿成分が減って潤いが低下しているため、乾燥する部分もあるのが特徴です。
 
ほかの肌質よりも敏感に傾きやすく、肌トラブルも起きやすい肌質です。
 
・ありがちな肌トラブル
皮脂が多い部分にはテカりが目立ったり、ニキビができやすくなります。
 
しかし皮脂を気にしすぎて保湿ができていないと乾燥が進んでしまいます。するとバリア機能が低下して敏感になりがちです。
 
この肌質では、ニキビや乾燥といった相反するトラブルが出てしまうのです。

・対処法
毎日のケアでは、皮脂を落とす洗顔とセラミド入り美容液での保湿を行います。
 
肌が敏感傾向にあるなら、刺激の少ない敏感肌用の化粧品を活用するのもアリです。
 
生活が不規則だと肌のバランスがさらに崩れ、トラブルも増えます。早寝早起き、バランスのよい和食中心の食生活がおすすめです。

普通肌

・肌の特徴
ここまで紹介してきた内容から、普通肌を「水分・油分両方が適度にある状態」とイメージしがちではないでしょうか?
 
実はこれは間違いで、正確には「水分は多く、油分は少ない」のが普通肌です。
 
赤ちゃんの肌がまさにそれで、理想的な状態の肌といえます。毛穴は目立たず、透明感と弾力を備えています。
 
・ありがちな肌トラブル
水分が多いのでバリア機能が高く、かつ皮脂量も少ないので、トラブルの起きにくい肌質です。
 
しかし年齢とともに水分量は低下していくので、セラミド入りの保湿美容液を中心としたケアは必要です。

・対処法
理想的な肌状態をキープするには、エイジングケアを早めに始めるのがおすすめです。
 
ビタミンC誘導体入りの化粧水やレチノール入りの美容液などを使う、紫外線対策といった日頃のケアも忘れないようにしましょう。

乾燥肌

・肌の特徴
角質の水分量が20%以下になった状態が乾燥肌です。
 
水分量が低下する一番の理由は、セラミドなどの保湿成分がひどく不足していることを意味します。
 
それにより肌表面がカサカサする、突っ張る、粉をふくといった現象が起きるようになります。
 
バリア機能も低下しているので肌が過敏になっていることもあります。
 
・ありがちな肌トラブル
乾燥によってシワが目立ちやすくなり、透明感が落ちてくすんだ印象になります。
 
肌がザラつく、ゴワつくといった質感になり、バリア機能も低下しているためメイクの際に肌がしみたりします。
 
・対処法
毎日のケアで心がけるべきなのは、クレンジングはとにかくソフトに、そしてセラミド入り保湿美容液での保湿です。
 
保湿美容液は日中も持ち歩き、乾燥が気になったらそのつど使用しましょう。

手の平に少量取り、ファンデーションの上からでも重ねるようにすればOKです。

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