耳管の働き 耳抜きのやり方など

耳管は中耳と咽頭をつないでいる、長さ約35ミリの管です。この管には「中耳内の換気・排泄・防御」の3つの役割があります。
 
「換気」とは、鼓膜の内と外で生じた圧力差を調節する機能です。
 

トンネルに急に入った時に鼓膜が圧迫された感じになります。これは鼓膜の内側と外側の気圧に差ができてしまうことによって、鼓膜が片方に引っ張られるのが原因です。
 
そういう時にあくびや「耳ぬき」をすると、耳管が開いて通気されます。
 
(鼓膜にいつも負担をかけている客室乗務員の中には、「航空性中耳炎」になる人もいるそうです)
 
 
耳ぬきの方法として、まずはつばを飲み込むのが一番簡単です。鼻をつまんだ状態で鼻から息を静かに出し、鼻中の圧力を上げる方法もあります。実際にやってみると、空気が耳の方へ抜けるのがわかります。
 
あまり息を強く出しすぎると鼓膜をいためるおそれがあるので注意しましょう。
 
 
「排泄」は中耳内に出る分泌物が中にたまらないよう、排出することです。
 
「防御」とは、鼻側から中耳に侵入する細菌やウイルス、音響(主に自分の声)、圧力変化から耳を守ることです。もし耳管が開きっぱなしになっていたら、自分の声が直接中耳に伝わるため相手の声が聞き取れないことになります。
 
 
「防御」機能とは、自分の声を遮断するという意味もあるのです。
 


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