小林暁子医師が、著書「医者が教える最高の美肌術」で、プチ断食メニューを解説されています。
ダイエットにも役立ちますが、小林医師のメニューは腸内環境の改善を意識しています。
同書の80~83ページから一部を抜粋して紹介します。
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- 医者が教える最高の美肌術
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腸内環境改善にも断食を ただし酵素ドリンクを飲むのはNG!
断食といえば、ダイエット目的が一般的です。
しかし小林医師は、ダイエットよりも腸内環境の整備を目的とした断食も提唱されています。
ファスティングとは、いわゆる「断食」のこと。もともとは精神修行や民間療法として行われてきましたが、最近は、医療分野でも注目を集めています。
短い期間で効率的にダイエットができると人気の、このファスティング。実は、美肌菌にもいい影響を与えます。
悪玉菌でいっぱいの腸をリセットし、美肌菌が育ちやすい腸内環境に整えてくれるからです。
便秘がひどかったり、腸の調子をすっきりさせたいときは、ファスティングに挑戦してみるのもひとつの方法です。
小林医師もオススメなわけですが、断食の際にセットで話題になる「酵素ドリンク」の利用には警鐘を鳴らしています。
ただ、医学的に見て、海外セレブなどが発信している酵素ドリンクを使ったファスティングは、おすすめできません。
酵素ドリンクは、糖質がたっぷり含まれているものが多いからです。腸内環境を悪化させて、糖化を招くことになりますし、繰り返し使用すれば、糖尿病のリスクも高めます。
酵素ドリンクにもいろんな種類があるので、利用するならできるだけ糖分が少ないタイプを選ぶのが良さそうです。
小林医師おすすめのプチ断食メニュー(3日間)
小林医師が勧めるプチ断食メニューはこちらです。
水しか飲まないようなハードなファスティングもありますが、逆に自律神経のバランスを崩して、リバウンドしてしまう可能性もあります。
ファスティングの初心者は、まずは3日間のプチ断食にトライしてみるのがおすすめです。
方法は、次のメニューを3日間、続けるだけ。
朝食・・・バナナとヨーグルト(どれだけ食べてもかまいません)
昼食・・・サラダのみ
夕食・・・かつおぶしをかけたおかゆ
これだけで腸内がデトックスされ、便秘が治ってしまうこともありますので、週末などを利用して、ぜひ試してみてください。
お腹が空いて辛かったら、食べてもOKな食品もあります。
ただしその際は、よく噛むことを忘れずに。
「やっぱり、これだけでは空腹に耐えられない!」という方は、腸の善玉菌を増やしてくれる発酵食品を食べましょう。
消化しやすく胃腸にやさしいお味噌汁や甘酒のほか、納豆、チーズなどをよく噛んで食べるのもおすすめです。
これはファスティング実践中に限らずですが、咀嚼をきちんとすることは、消化酵素の分泌量を増やし、腸内環境の改善につながります。
また、よく噛む動作により、満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎ防止につながりますよ。
「たった3日で自律神経が整うDr.小林流 健美腸ファスティング」の内容を参考にしてください。
このコンテンツを作成しているのは、12月の中旬です。
年末から年越しにかけてたくさん飲み、食べてしまったら小林医師のプチ断食を実践するのも良いのではないでしょうか?
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