雑誌「ランナーズ」を読んでいたら、「セラティ食」に関する記事がありました。

セラティ食とは世界的なランニングコーチ、パーシーセラティ氏が独自に提唱した食事です。
 
この食事について、さわりを紹介します。
 
(当コンテンツは雑誌「ランナーズ」2012年01月号(Amazon)100ページを参考にしています)




セラティ氏の略歴

セラティ氏については、こちらのサイトから引用させて頂きます。
 
スマイルランニング日記さん
パーシー・セラティ Percy Cerutty
trackandfieldhalloffame.blogspot.com/2011/03/blog-post.html

略歴
1895年オーストラリア生まれ。44歳のときに生活習慣から心身ともに絶望的な状態となり、余命2年と医者に宣告される。
 
一念発起し、猛然と自らの体を鍛え始め、病を克服しかつての陸上の世界へと足を踏み入れる。
 
50歳で24時間以内に160kを走り、51歳でマラソンオリンピック代表を目指し2時間58分で走る。
 
その後、ハーブ・エリオット(ローマオリンピック金メダリスト)をはじめ多くのオリンピック選手を育て上げ、1975年没。
 
奇矯な言動でも知られ、敵も多かったが、その独自のトレーニング方法は特筆に価する。
 

 
このコンテンツでは、ランニングの技術ではなく、セラティ氏が提唱した食、セラティ食について紹介します。




メニューと食べ方 食事中の水分はNGなど(続けるのはキツい?)

「ランナーズ」には、セラティ食についてこのように解説されています。
 
・鳥の餌のようなオートミール クルミ 干しぶどうをバナナで混ぜてそのまま食べる 唾液が大切なため、水分は食前に飲むだけで、食中は一切ダメ
 
・食事量が足りないようなら、パンと野菜で補う
 
・動物の脂肪を避けた自然に近い食物や植物油で作られた食事→乳菜食と呼ばれる

 

※画像はイメージです
 
記事の執筆者である山西哲郎さんは、オーストラリアでセラティ氏から指導を直接受け、帰国してからもセラティ食を続けています。セラティ食にご飯と野菜、魚中心の食生活で、体重も40年間変わっていません。
 
ただし山西さんによると、セラティ食を続けるのはかなり辛いようです。
 
家族やランナー仲間に勧めても、続いているのは(おそらく)山西さんひとりだけなのだとか。