普通に聞こえていると全く意識しませんが、聴力の衰えは日常生活で多くの支障をもたらします。

あらゆる行動がスムーズにいかなくなるのです。

そんな時は、補聴器の使用も選択肢になります。

補聴器使用の基準 耳鼻科を受診後 タイプや機能で選ぶ メンテも大事

補聴器を購入する聴力の基準には次のようなものがあります。
 
・電話の声が聞き取りにくい

・玄関のチャイムの音に気付かない

・テレビの音が大きいと家族から指摘される

・後ろから近づく車の音に気付かない

日常生活でこのような場面があるなら、補聴器も検討してみましょう。

補聴器を購入するなら、聴力や難聴の程度などを調べるため、まずは耳鼻科を受診しましょう。その後、補聴器専門店などで購入します。
 
補聴器は精密機器です。「テクノエイド協会」の試験をパスした認定補聴器技能者がいる認定補聴器専門店で購入すれば安心です。
 

 
補聴器には耳掛け型、ポケット型、耳穴型(オーダーメイドか既製品)などのタイプがあります。
 
タイプは同じでも機能・価格には違いがあるので、用途や予算、集音の特徴などを実際に試すなどしてよく吟味しましょう。
 
毎日使用する精密機械なので清掃やオーバーホールは欠かせません。耳垢や汗、ホコリなどで故障することあるので定期的に手入れしましょう。違和感を感じたら購入した補聴器店や耳鼻科での相談を忘れずに。
 
03年時点で全国の難聴者は1944万人に上ります。この中で補聴器の所有者は468万人、難聴の自覚があっても補聴器を所有していない人は569万人、難聴の自覚が無い人は907万人いるとされています。

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