いまや押しも押されもせぬサッカー界のスーパースター、リオネル・メッシ選手。
 
現在のメッシ選手は世界のトッププレーヤーですが、これまでのサッカー人生は順風満帆ではありませんでした。
 
10歳の頃、成長ホルモンの分泌異常が発覚します。
(このコンテンツは雑誌「ターザン」2011年12月8日 No.593 14~17ページを参考にしています)

このため、年齢に見合う身長まで成長できず、筋肉の発達にも影響が出ていました。
 
それでもメッシ選手の将来性を買っていたバルセロナは、13歳で入団テストを受けたメッシ選手を即合格とし、しかも治療費の全額負担まで確約します。
 
ホルモン投与治療(身体の成長が止まると終了します)に加え、ボールを使ったトレーニングやジムでの筋力トレーニングを実践しました。
 
 
トレーニングの成果もあり、この頃までにメッシ選手はトップ選手として十分なスピードとパワーを得ていました。
 
ホルモン異常から解放されたメッシ選手ですが、、トップチームでプレイするリズムに筋肉が順応しきれず、ハムストリングスを四回も怪我してしまいます。
 
治療では、筋肉の入念なケアと同時に、フィジカルトレーニングも行われ、最終的には完全に回復させます。
 
日ごろの注意とトレーニング、そして試合後のマッサージのおかげで、メッシ選手はケガに悩まされなくなりました。
 
 
また魚中心の食生活に切り替えたこともケガを防いでいる要因とされています。
 
以前のメッシ選手は魚は苦手でしたが、バルセロナのスタッフからアドバイスを受け、魚も食べ始めました。
 
ちなみにメッシ選手は試合後のストレッチはあまり好きではないので、少しだけしか行いません。代わりに、マッサージは入念に受けています。