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卵巣腫瘍(のう腫)の症状や特徴 宇多田ヒカルさんにも発症

歌手の宇多田ヒカルさんは19歳の時に卵巣腫瘍と診断され、その後摘出手術を受けています。
 
薬の副作用で体調が悪くなった時期もあるようですが、生殖機能の問題や後遺症は無く、完全に回復して音楽活動を続けています。
 

卵巣にできる良性の腫瘍を卵巣のう腫といい、卵巣にできる腫瘍の9割を占めています。残りの一割が悪性で卵巣がんと呼ばれます。
 
 
卵巣のう腫は10~20代の若い女性にも発症することがあり、卵巣がんは40代以降の女性に多くなります。卵巣のう腫ができる原因はよくわかっていません。
 
 
卵巣では細胞分裂が活発に行われるため、もともと卵巣は腫瘍が非常にできやすい臓器です。しかし実際に腫瘍ができても自覚症状はほとんどありません。
 
そのため卵巣は肝臓と並んで「沈黙の臓器」と呼ばれています。
 
 
のう腫がこぶし大の大きさになると、お腹の張り、頻尿、便秘、月経時以外の腹痛、腰痛といった症状が出る場合があります。
 
ただし、肥大化がこれだけ進んでも下腹部に張りを感じる程度で痛みが無いことがあり、人によっては妊娠と勘違いすることもあるようです。
 
 
卵巣のう腫で症状が激しく出るケースもあります。
 
それはのう腫が大きくなって卵巣が根元からねじれた場合で、卵巣がうっ血して下腹部に激痛が起こり、吐き気や発熱が見られるようになります。
 
卵巣に血液が供給されていない状態なので卵巣の壊死も考えられ、一刻も早い手術が必要です。
 
 
手術では開腹手術以外に腹腔鏡下手術も行われるようになっており、患者の負担は軽くなっています。
 
腹腔鏡下手術では下腹部に1cm以下の穴を2~3ヶ所開け、そこから内視鏡を挿入して卵巣やのう腫部分を切除・摘出します。
 
手術は1~2時間ほどで、傷あとも非常に小さく目立ちません。入院期間も長くて5日ほどです。

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