胃を全摘出すると、しばらくは食事ができません。

水分も2~3日様子を見てから摂取します。

胃摘出後の症状・後遺症 時間差で発症することも

胃が無いということは、食べ物が急激に小腸に達することになります。その結果、食後2~3時間で空腹になる、疲れやすくなるなどの後遺症がしばらく続きます。
 
その他の後遺症として食後に
 
・腹痛
・吐き気
・めまい
・手の震え
・脱力感

 
などの症状が出る場合があります。

お腹を押さえる男性

「ダンピング症候群」と呼ばれる症状で、これが治まると逆流性の食道炎が起こるケースもあります。
 
一方で後遺症が全く無い人もおり、何年か後になって後遺症に襲われるケースもあるのです。
 
自分に最適な食事の量やスピードは、各自で見つける必要があります。
 
早期の胃がん治療では、肉眼で見て転移部分などが無いように切除されれば、治癒と見なせる5年後の生存率は9割以上に上ります。

・PR:胃を切った人のおいしい回復レシピ300―組み合わせ自由自在(Amazon)
手術する医師
雨上がり決死隊の宮迫博之さん 胃がん治療 予兆・自覚症状は
ピロリ菌の特徴 抑制効果のある食品や感染経路は?
強い日射しを浴びる女性
日光が少ないほど消化器系がんになりやすい 溝上哲也助教授
塩
胃がん 塩分過剰でリスク増 野菜をとるとリスク減