「肌をはがす」系の中でも最強(?)ケアのひとつに顔剃りがあります。

顔剃りは肌に刃物を当てて表面を「削ぐ」ので、ピーリングやあかすりより刺激は当然強くなります。
 
頻度はどれくらいが良いのでしょうか?

このコンテンツでは佐伯チズさんの考えを紹介します。(佐伯さんの著書「美肌塾(Amazon)」12~13ページを参考にしています)
 
顔剃りのメリット・デメリットもまとめています。この違いは頻度に関係しています。

顔剃りのメリット・デメリットと産毛の役割

「顔そり」は一時期メディアで話題になりました。
 
顔がツルツルになりますし、何より顔色の印象がグッと明るくなるので、「古い角質とか相当落ちてるんだろうなぁ」と実感できます。

それに加え顔剃りにはこうしたメリットがあります。

  • 化粧(ファンデーション)のノリが良くなる
  • 化粧水や乳液が肌に吸収されやすくなる
  • メイクを落としやすくなる

これだけイイ感じの「強力」な手段はつい頻繁にやりたくなりますが、デメリットも意識しなくてはいけません。
 
美容アドバイザーの佐伯チズさんは顔剃りのデメリットを指摘されていて、
 
顔そりは要注意!(ダメというわけではない)
 
との立場です。
 
佐伯さんは産毛についてこのようにお考えです。

女性の肌はとても薄くてデリケート。それなのに、太陽が照りつける夏も、木枯らしの吹く冬も、常にむき出しになっています。
 
そんな無防備な肌をホコリや汗、涙など、さまざまな敵から保護してくれているもののひとつが「産毛」というベールなのです。

ネットでも、産毛について検索すると
 
「ホコリや雑菌が肌に触れるのを防いでくれている」

「産毛がなくなったら、それらが肌に直接接触することになる」
 
など、産毛の重要性が指摘されています。

佐伯さんは別の点から重要性を指摘されています。

少し専門的な話をしますと、耳の付け根の部分には「耳下腺」といって、肌の状態にも影響を及ぼす大事なリンパ節がたくさん集まっています。
 
産毛はそれを刺激から守るために生えているのです。

頭髪と違って、「別に剃っても問題ないんじゃない?」「無くてもよくない?」と、存在感が薄い産毛ですが、ちゃんと役割があるのです。
 
佐伯さんの指摘を続けます。佐伯さんが女性の肌を触ったときの体験です。

身だしなみの一環として、自宅でときどき除毛をする程度なら結構ですが、それが度を超すと肌が悲鳴をあげてしまうということなのです。
 
たとえば顔に触れたときに、ちょうど「エラ」の部分がザラッとしている方がいます。
 
話を聞くと、その部分の産毛を頻繁に剃っているということが多い。

顔にあるリンパ節は皮膚から近いところにあるので、刺激に対しては敏感になります。

顔に刃物を当てて剃る行為は、ごく薄くとはいえ皮膚を削ぐことに他なりません。
 
問題なのは、顔の皮膚自体もとても薄いこと。かみそり負けする人が珍しくないように、顔剃り程度であっても強い刺激になりうるのです。
 
まれにやる分には問題なくとも、頻繁にやるとリスクは高くなります。
 
佐伯さんの解説です。

頻繁にカミソリをあてるなど過度に刺激すると、神経やリンパの働きが鈍くなりますし、肌表面は自己防衛本能を働かせて硬くなり、ざらつきやかさつき、皮膚の変色などにつながります。
 
それがひどくなると、シミやくすみになってしまうのです。

顔剃りの頻度はどれくらいが良い?佐伯さんは部位によって差

それでは、肝心の頻度はどれくらいが適しているのでしょうか?
 
肌質や産毛の濃さには個人差があるので、頻度を一概に決めるのは難しいものです。
 
とはいえ目安になる程度の数字はお知らせしたいもの。
 
そこでネットで調べてみたところ、顔剃りの頻度としては1ヶ月に一回程度という意見が一番目立ちました。
 
短いものでは1週間から10日に一回との説もありました。
 
佐伯さんは、剃る部位によって違う頻度を勧められています。
 
・目元、口元は数ヶ月に一度
・頬の広い部分は4~5ヶ月に一度

(「美肌塾(Amazon)」12ページ)
 
「数ヶ月」と「4~5ヶ月」の差がちょっとわかりにくいですが、ネットでの主張より頻度がかなり少なめなのは間違いありません。
 
顔剃りは慎重に、という佐伯さんの考えが表れています。
 
産毛が多い人は気になるので頻繁に剃りたくなりますし、顔剃りの必要性を感じない人もいるでしょう。
 
1ヶ月から5ヶ月に一回とかなり幅があるので難しいのですが、当サイトの結論としては
 
・産毛が多い人は1ヶ月に一度

・産毛は特に気にならないが、角質を落とすといった理由で行うなら4~5ヶ月に一度
 
といったところです。
 
肌に負担がかかっている実感があるなら、もちろん頻度は減ります。
 
特に問題が無くとも、剃った後のケアは十分に行いましょう。

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