2011年5月の31日、WHOの国際がん研究機関が、携帯電話から出る電磁波に

「聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫の危険性が限定的ながら認められる」
 
と発表しました。

携帯電話の電磁波の危険性「とりあえず警告」

産経新聞さんが報じています。
 
sankei.jp.msn.com/life/news/110601/bdy11060108060000-n1.htm
(現在は削除されています)
 
この話は以前から取り沙汰されていましたが、WHOの機関が、携帯電話によるがんの危険性を指摘したのは初めてなのだそうです。
 

 
この件の記事をいくつか読んでみましたけど、今回の発表からは「ちゃんとした研究結果は無いけど、とりあえず警告しとくね」という印象を受けます。
 
危険性の数値化はされておらず、最終的な結論を出すには「今後、携帯電話の長時間使用について調査を続ける必要がある」としているのです。

携帯電話使用で脳腫瘍のリスク?聴神経にも悪影響

こちらもどうぞ。
 
読売オンライン
携帯電話で脳腫瘍の可能性?危険度コーヒー並み
yomiuri.co.jp/science/news/20110601-OYT1T00409.htm
(現在は削除されています)
 
上の記事から引用致します。

ただ、今回の評価では、携帯電話使用と発がんの因果関係は5段階の分類で3番目と、コーヒーの摂取やガソリンの排ガス吸引などと同じレベルとされた。
 
因果関係が最も確かなレベルに分類されている喫煙などと比べると不確かな部分が多い。
 

携帯電話から出る電磁波の危険性は、海外では以前から指摘されています。
 
最も有名なのは、2004年10月に、スウェーデンのカロリンスカ研究所が発表した研究結果ではないでしょうか。
 
携帯電話を10年以上使用した人は、使用していない人よりも聴神経鞘腫が約2倍多く発生していたのです。
 
また、携帯電話を常にどちら片方の耳で使っている人に限ると、聴神経鞘腫のリスクが4倍近くも上がりました。
 
この研究では、使用期間が10年未満の人にはリスクの上昇が見られませんでした。
 
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