先日「筋トレ イメージ」でネット検索をしていたら、目を引いた記事がありました。
 
01年12月16日の読売新聞の記事を要約したもので、かなり古い資料ですが印象に残ったので紹介します。


 
イメージにはスゴい効果があるようですよ。

筋トレする自分を想像するだけで筋力アップ!米国の研究

私が目にしたのは米オハイオ州にあるクリーブランド・クリニックにより発表された研究結果で、

ジム等で行う筋肉トレーニングによる筋力増強率は30%ほどである。これに対して「筋トレをする自分」を想像するだけでも13%筋力が増強する。
 

というものでした。
 
このクリニックが行った実験では、20~30歳代の10人に「上腕二頭筋をできるだけ強く鍛えるイメージ」だけを週5日実施してもらいました。その結果、13.5%の筋肉増強効果が確認されたのです。
 
さらにはこの「イメージ筋トレ」をやめた後でも3ヶ月間この状態が維持されたのだとか。
 
イメージ筋トレの最中に筋肉には力が入っていないことが確認されています。
 
信じられます?
 
実は私、この記事は今回初めて目にしました。かなり昔の報告なので、その後反証などが出ているかもしれませんが。

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イメージの力は意外と強い 日常でも使える

私はこの類の話は結構信じるんですよ。少なくとも、軽視はしていません。
 
筋トレでは鍛えている筋肉を意識することは非常に大事ですし、ヨガや瞑想法、呼吸法でも何らかのイメージを持って動作します。
 
プラシーボ効果ってありますよね。薬理作用の無い錠剤などでも、「効く」という情報を与えられて飲むと疾患が治ってしまうという現象です。意識が体に及ぼす影響を如実に表しています。
 

 
良い意識を持って行動すれば、それが効果として表れるのであれば意識しない手はありません。「考えるだけで良いんなら簡単じゃん」と言えそうですが、実はなかなか難しいものです。
 
「イメージ筋トレ」なるものを真面目にできるでしょうか?
 
どちらかと言うと間抜けな感じもしますし、バカバカしくなってしまうことも十分考えられます。
 
そこで、日常のポイントになる場面だけとりあえず気合を入れてイメージするというのはどうでしょう?特別なことをやるのではなく、日常のある場面でというのがミソです。
 
例えば・・・
 
出勤などで歩く時、内臓脂肪を燃やしているイメージを持つ。
 
サプリを飲むときは「有効成分が体に沁みこんでますよ~」とイメージする。
 
美容品を使うときはきれいになった肌を想像する。
 
飲んだプロテインが筋肉などの組織を作っている様子をイメージしながら寝る。
(↑これ、私が時々やってます。笑顔で眠れます)
 
などなど。
 

 
漠然と行うよりも、効果が上がりそうな気がしませんか?プラシーボ薬とは違い、すでにある程度の効果が確認できていることをやるわけですし。イメージはいろんな場面に適用可能です。
 
簡単なことに見えますけど、意識を持ち続けるのって意外と大変です。私の場合すぐ雑念が入りますし、忘れてしまいます。
 
タレントの中川翔子さんが「良かったこと・うれしかったことだけをブログに書くようにしたら運気が好転した」といったことを書いていました。
 
「笑う門には福来る」ではありませんが、ポジティブなイメージがもたらす良い影響は健康・美容だけに限らないようです。
 
ほんのちょっとしたことではありますが、少しずつ積み重なっていくと大きな違いを生むかもしれませんよ。