歌手の八神純子さんは、塩を入れたぬるま湯でのうがいを習慣にしています。
 
このおかげで、カゼでコンサートをキャンセルしたことはこれまで一度もありません。
 
(このコンテンツは雑誌「壮快」2017年3月号(Amazon)96~97ページを参考にしています)

「塩でうがい」というとありふれている気もしますが、八神さんの場合はハズせないポイントがあります。
 

 
それはこちら。

・必ずぬるま湯をコップ一杯 塩は小さじ三分の一程度
 
・少量口に含み、まずは「あ~」と声を出しつつ口を大きく開ける
 
・その後、のどの奥のほうだけで「え~」と声を出しつつ、うがいする

 
何度か繰り返し、最後に口をすすいだら、吐き出して終わりです。
 
このうがいを、多い時は一日六回くらい、ほぼ毎日行います。
 
カゼを予防してくれるだけではありません。
 
唾液を飲み込んで痛みを感じた時など、「ちょっとおかしい」と感じたら、すぐにこのうがいをすると熱が出ることもなく、症状は治まっていくそうです。(このへんは、私の得意技・鼻うがいに似ています)
 
「え~」と声を出すようになったのは、小さい頃お世話になっていた耳鼻科の先生がヒントになっています。
 
先生がのどの奥に薬を塗る時、「え~」と声を出すように言われていたのです。
 
八神さんが「え~」と言っている間に、先生は素早く薬を塗っていました。
 
それを思い出し、試しに「え~」と言いながらうがいをしてみると、のどと鼻の間にまで、水がしっかり届くのに気付きました。
 
それ以来、「え~」うがいが定番になっています。
 
医師と患者の女性
 
「ぬるま湯+塩」は、米国滞在中に知り合いになったおじいさんから教わりました。
 
寒い季節に「カゼに気をつけなきゃね」といった立ち話をしているたら、そのおじいさんが
 
「ぬるま湯に塩を入れてうがいをするんだ、それが一番だよ」
 
と何度も繰り返していたそうです。
 
そこで実際に試してみたところ、

「ぬるま湯での塩うがいは、水よりも圧倒的に気持ちがいいんです。塩がよく溶け、より効果的な気もして、すっかりやみつきになりました」

この塩湯うがいで、八神さんは何度も窮地を救われています。
 
私にとっては「鼻うがい」がこれに近い存在です。
 
風邪が気になる季節には、この「え~塩湯うがい」も試してみてはいかがでしょうか。
 
「鼻うがい」と組み合わせれば、もはや無敵かも?