歌手の天童よしみさんには、カゼ対策の”秘策”として、
大根アメ
が欠かせません。
雑誌「壮快」で記事を読むまで、私は大根アメを知らなかったのですが、天童さんは大いに信頼しているそうです。
「壮快」2017年3月号(Amazon)94~95ページを参考に、大根アメについてまとめます。
セキなど風邪の症状にてきめんの効果 天童さんの飲み方
天童さんは物心ついた時からいつも「大根アメ」を舐めていました。
初めて口にしたのは、中学生の時。
ひどいカゼをひいて、激しいセキがいつまでも治りませんでした。
薬も効きません。
その時天童さんのおばあちゃんが出してくれたのが大根アメです。大根アメを舐めると、しだいにセキも治まり、すっかり回復しました。
大根アメとは、大根をハチミツに漬けて出てくる水分のことです。
天童さんはおちょこに一杯程度を薄めずにそのまま、食前や食後などは気にせず、一日に3~4回舐めています。
「朝に舐めれば活力が湧き、夜に舐めれば疲れが吹き飛んでいく」そうです。
コンサートで全国を回る時も、できるかぎり大根アメを作り、欠かさず口にしています。
体調には気をつけていますが、どうしても時にはノドの痛みなどが出てしまうもの。
そんなときはいつもより多めに大根アメを舐めます。するとイガイガやセキは速やかに鎮まり、悪化を防げます。
毎朝「あー」と発声して声の伸びやツヤをチェックした時、「何かおかしいな?」と感じたら、すぐに大根アメ。
空気が乾燥したステージでも、歌う前に舐めると声がかすれず伸びやかに歌えます。
大根アメはもはやお守りであり、天童さんに安心感を与えてくれています。
ちょっとしたアレンジとして、
カゼで熱が出た時は、大根アメにおろしショウガを加える
というレシピもあります。
また、梅干しを加えれば、抗菌作用がアップします。
天童さんのおばあちゃんは、2017年現在105歳。病気ひとつせず、元気そのものなのだそうです。
大根アメ作り方 保存できる日数
大根アメの作り方や注意点は以下のとおりです。
・大根厚さ5cm程度
・ハチミツ適量
作り方
1 大根は皮を剥き、薄い短冊切りやイチョウ切りにして水分を出しやすくする
2 容器に1を入れ、ひたひたになるまでハチミツを入れる
3 2時間ほどで大根から水分が上がってくるので、清潔なスプーンなどでそのまま舐める
※冷蔵庫で保存し、3日程度で食べきる
※一日量の目安は無いが、糖分なのでとりすぎに注意
※残った大根はそのままでも、酢やしょうゆを加えて漬けもの風にしても美味しい