このところ、深い呼吸への興味がにわかに高まっております。
メンタル面のあるらゆる問題解決の第一歩は、まず深い呼吸じゃないか?とまで考えるほどです。
このコンテンツでは「週刊新潮」で紹介されていた呼吸法をまとめます。
(雑誌週刊新潮2015年9/17号(Amazon)30~33ページを参考にしています)
調和道丹田呼吸法 息を吐き切る一工夫 ため息もOK!
まずは「調和道丹田呼吸法」について。
これは明治時代に流行した呼吸法で、やり方も簡単です。
帯津三敬病院の帯津良一名誉院長の解説です。
以下に引用します。
足を肩幅に開いてリラックスし、2回息を吸って吐くことを繰り返す。そして、3回目に上体を前に傾けながら息を吐き切る。こうすることによって、力むことなく息を吐き出せます。
これが、調和道丹田呼吸法の一つでもあり、座った姿勢でやっても効果があるのでお勧めです。
一般に「良くない」とされることでも、帯津氏は推奨しています。それは・・・
溜め息です。
誰でも力まずに、無意識に息を吐き切れる方法であり、人間に備わった天性の呼吸法と言うことができます。
大いに溜め息を吐くべし、ですね。
この他にも、歩きながらできる呼吸法もあります。
徒歩のリズムに合わせて、3回息を吐き、1回吸う。これを「3呼1吸」と言い、やってみると分かりますが、歩行リズムにちょうど合い、無理なく気軽にできるのが特徴です。
森田豊医師 深い呼吸で疲労回復 ウジャイ呼吸法で良質の睡眠
医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は、呼吸についてこう強調しています。
深い呼吸、つまり深呼吸をすることで、仕事や運動の効率が上がるのは間違いありません。
それはトップアスリートを見ていても、プレーの前に深呼吸をしている選手が多いことで分かります。
(中略)
私自身、この10年ほど呼吸が浅いと感じていたため、週に3時間、ヨガをするようにしています。
息を止めることなく、深呼吸をしながらの運動で出来るので、仕事の疲れが取れる。
森田医師は”ウジャイ呼吸法”を実践することで、質の良い睡眠を得られています。
中でも、ウジャイ呼吸法といって、呼吸の際、空気で咽喉の奥から摩擦音を出すようにお腹と咽喉を引き締めるやり方があり、寝つきの悪い時に、これを10回から15回繰り返すと、質の良い睡眠が取れると聞いています。
ヨガと出会っていなければ、今頃、私は浅い呼吸のままで緊張状態が続き、心筋梗塞にでもなっていたのではないでしょうか。
深い呼吸については、色々な方法があります。
当サイトでもたくさんのエントリーを作っているので、お時間があったら関連記事をご覧ください。
深い呼吸はホントにいいですよ!