女優の和泉雅子さんは、テレビの仕事で南極を訪れたことがあります。
地球の端まで冒険するドキドキ感を味わった和泉さんは、次は北極に行きたいという気持ちが強くなってきます。
プライベートで北極へ!生命維持のために一日5千kcal摂取する
そして仕事とは関係なく、なんと個人的に北極行きを実現させてしまいます。
最初に挑戦したのは1985年で、この時は途中で断念してしまいますが、1989年の2回目のトライで北極点に到達します。
極寒の地では生命を維持するため、1日当たり5000kcalを摂取します。
ステーキ1kg、天丼、牛丼、ハンバーグ、ラーメンと食べ続けますが、北極から帰る頃には10kgくらいやせてしまうのです。
毎日食べるのに必死でした。
健康維持の秘訣はクルミ ペーストを味噌汁にも ウォーキングは大嫌い!
北極でのこうした体験をきっかけに、和泉さんは栄養学に興味を持つようになります。
和泉さんは昔からクルミをよく食べていて、これが健康維持の秘訣だと考えています。
今は歯が悪くなったため、ペースト状のクルミを食べており、お味噌汁や煮物、から揚げの衣にまぜて食べています。
ただしクルミはカロリーが高いので、入れる量はほんの少し。
コンビニなどでコーヒーを混ぜるのに使う小さなスプーンに一杯程度と、ごく少量です。
以前テレビ番組の企画で血管年齢を測ってもらったところ、当時の実年齢は66歳だったにも関わらず、血管年齢は55歳でした。
これも、毎日少しずつ食べているクルミのおかげと考えています。
最大血圧は120mmHg、最小血圧は60mmHgなので、血圧も問題なし。
減塩にも気をつけています。
もともと和泉さんは塩辛いものが苦手で、しょっぱいものを食べると舌がしびれてしまいます。
そのため、塩を使わずに済むよう、唐辛子や山椒、わさび、カラシ、ショウガといった香辛料や、だしをうまく使って料理をします。
野菜は旬のものを食べるようにしています。
ほんとうにおいしい野菜は、キュウリはキュウリらしい、ダイコンはダイコンらしい味がします。
おいしくない野菜を食べようとするから、塩で味をごまかす必要がでてくるんじゃないかしら。
と考えています。
健康を意識していますが、実はウォーキングは大嫌いです。
わざわざ用もないのにウォーキングする人がいますけど、私、これが大嫌い(笑)。買い物に行くだけでも、十分な運動になりますよ!
この記事は雑誌(PR:Amazon)安心 2017年9月号60~61ページを参考にしました。