新幹線のイスの角度は、仮眠を取る姿勢に適した設計になっています。
睡眠文化研究所と国立精神・神経センターなどがサラリーマンを対象にした調査の結果、新幹線での仮眠では腰や首に枕を補うとさらに質の良い仮眠が得られることがわかりました。
まくらを使わない場合より質のよい睡眠時間が30分多くなります。まくら無しだと小刻みに覚醒してしまうのです。
仮眠はおすすめですが、新幹線であまり長いこと寝てしまうと夜眠れなくなり、睡眠のリズムを崩すおそれがあります。
長くても30分間で(上では「質の良い睡眠が30分多くなる」と書いてますが)、夕方を過ぎたら仮眠をとるのはおすすめできません。
私の場合、睡眠のリズムが一度狂うと元に戻すのが大変なので、新幹線で長時間眠るのはタブーです。
30分以内の仮眠なら、夜の睡眠の質をむしろ良くするそうですが、私は一度寝ると果てしなく寝てしまうので…。
ちなみに、普段の睡眠に使う枕を選ぶ基準は「仰向けに寝たとき横から見て直立の時と同じ姿勢が取れるもの」があります。
うつむき加減になったり、あごが出る姿勢になるのは良くありません。