俳優の緒方拳さんが08年の10月5日、肝臓がんにより71歳で亡くなりました。
 
緒方さんは00年頃から慢性肝炎を患っており、その後肝臓がんに進行していました。
 
しかし緒方さん本人の希望で、ガンであることは公表されませんでした。
 

役者としての仕事を続けるため、緒方さんは手術や入院を拒否し続け、体調が悪くなると病院で点滴を受けるといった通院のみの闘病生活でした。
 
 
緒方さんは亡くなる直前までドラマの撮影を行っています。
 
9月28日に全ての収録を終え、30日にはドラマの制作発表にも出席したのです。
 
そして10月4日に体調が急に悪化し、検査を受けたところ肝臓がんが破裂して出血していました。
 
「肝がん」と言われたら…―お医者さんの話がよくわかるから安心できる(レビューあり)
「肝がん」と言われたら…―お医者さんの話がよくわかるから安心できる
 
収録中はさすがに「身体がきつい」と漏らすこともあったそうで、全ての撮影を終えると同時に力尽きるように亡くなった感があります。
 
鬼気迫る役者魂と言えるのではないでしょうか。
 
緒方さんの臨終には、親友であり俳優仲間でもある津川雅彦さんが立会いました。
 
 
緒方さんの最期について、津川さんは自身のブログに
 
「実に安らかに、全く苦しむ様子も見せず、名優らしい!カッコいい!立派な最期だった!俺もあんな死に方したいと、本気で思えた!」
 
と書かれています。
 
 
肝臓がんは、肝臓自体からガンが発症する原発性肝がんと、他の臓器のガンが肝臓に転移した転移性肝がんの二つに分けられます。
 
原発性肝がんは肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患から進行して発生することがほとんどです。