「塩ヨーグルト」は近年話題になっている調味料です。
名前でわかるようにプレーンヨーグルトに塩を加えるだけで簡単に作れます。
しかもあえる、漬ける、煮る、焼くなど様々な使い方ができ、食材に多くの作用をもたらしてくれます。
塩ヨーグルト 分量や食材に及ぼす作用 塩を混ぜると乳酸菌が…
そもそもなぜヨーグルトに塩を混ぜるのでしょうか?
実は塩を混ぜることでヨーグルトの乳酸菌の働きが活発になるのです。
塩ヨーグルトを作る際の基本の分量はこのようになります。
・プレーンヨーグルト200g
・塩 小さじ二分の一
塩の量は好みで調整可能です。この二つをよく混ぜるだけでできあがり。
極めて簡単に作れて、しかも調味料としてすぐ料理に使えます。
冷蔵庫に入れて2週間ほど保存可能です。
ヨーグルトに含まれる菌は、ビフィズス菌・乳酸菌どちらでもOKです。
塩ヨーグルトの主な効果を挙げます。
・食材のうま味をひきだす
・肉を柔らかくする
・魚の臭みをとる
・野菜を漬け込む「漬け床」として使える
もちろんヨーグルトの整腸作用も期待でき、免疫力アップ、便秘解消などの健康効果が期待できます。
加えてヨーグルトのカルシウムは吸収されやすいので、乳糖不耐症の人には牛乳に替わるカルシウム源としておすすめです。
日本ではヨーグルトはデザートのイメージが強く、甘いものと組み合わせがちです。
対してヨーグルトの本場であるブルガリア、トルコ、インドなどでは昔から塩ヨーグルトを調理に使っています。
普段の料理に積極的に使用してヨーグルトの健康効果をより多く得てはいかがでしょうか。