2010年の8月頃は、有名人が体調を崩すニュースが続きました。
お笑い芸人の松本人志さんや岡村隆史さんの休養に、サザンオールスターズ・桑田佳祐さんの食道がんなど、立て続けに報道されたのです。
残念だったのは、芸能レポーターの梨本勝さんが2010年8月21日に肺がんで亡くなられたニュースです。
梨本さんの肺がんと桑田さんの食道がん 経過の違いを生んだものは?
まだ65歳だったそうで、早いなぁ、と感じずにはいられません。梨本さんについてはメルマガでもとりあげたことがあります。
4月ごろからセキが止まらなくなり、検査を受けたところ肺がんと判明したそうです。
梨本さんは肺炎の経験はありますが、タバコを全く吸わないため、本人も「肺がんになるとは思わなかった」と語っていました。
入院後も、治療のかたわら病室で仕事を続けています。
気丈な様子も見せていた梨本さんですが、闘病三か月、帰らぬ人となってしまいました。
一方で、食道がんと診断された桑田佳祐さんは、手術後の経過も良く、声への影響や転移もありません。
「特別な栄療療法のおかげで痩せることもありませんでした」とも報道されています。
年齢やがんの種類に違いがあるとは言え、梨本さんと桑田さんの経過にこれほどの違いが生まれた原因は何でしょうか?
私としては「定期検診を受けていたかどうか」ではないかと考えています。
桑田さんは定期検診で異常があり、そこから食道がんを早期に発見できました。
これはあくまで私の推測なのですが、梨本さんは検診を受けることが少なかったのではないでしょうか?(間違ってたら申し訳ない)
もし定期検診を受けていたら、違った経過になっていたと思うのです。
「40歳を過ぎたら定期検診を」とはほとんど常識になっていますが、果たしてどれほど実践されているでしょうか?
特に自営業の人とか・・・。
梨本さんと桑田さんの件は、定期検診の重要性を再確認させてくれるのではないでしょうか。