歌手の絢香さんはデビューの翌年(07年)からバセドウ病にかかっていました。
このコンテンツではバセドウ病についてまとめています。
パセドウ病の特徴 男女比や症状 原因は不明も治療は可能
バセドウ病について箇条書きでまとめます。
・甲状腺ホルモン(新陳代謝を高めるホルモン)が過剰に作られる病気。(ちなみに甲状腺の場所はのどの下半分、男性ならのど仏の下部)
・原因はよくわかっていません。
・女性に多く発症する。患者の男女比は1:4
・症状としては次のようなものがあります。
集中力低下 発汗が多くなる 微熱が出る
筋力が低下する 月経が乱れる 動悸・息切れ (絢香さんも、歌った後息切れが激しくなることがありました)
眼球が突出する 目つきがきつくなる
女性が妊娠していると流産の可能性が高くなる
・中年以降の女性がかかった場合、その症状から更年期障害と間違われることがあります。
・60歳以上の高齢者がバセドウ病になっても甲状腺が腫れることはまれです。
バセドウ病は現在では治療法が確立しており、発症しても仕事や普通の生活を続けることが可能になっています。
上では「流産の可能性が上がる」と紹介していますが、これも治療により妊娠・出産は問題なくできるようになります。
治療では一定期間薬を服用した後、経過を見て甲状腺手術などを施します。
ちなみにクレオパトラもバセドウ病だったと考えられており、田中角栄元首相やジョージ・ブッシュ元米大統領もバセドウ病といわれています。