がっかりした管理人の顔著名スポーツ選手や芸能人と循環器疾患に関する報道は多く、毎年のようにニュースになっています。

残念なことに、それらのニュースのほとんどは「スポーツ中に心停止」とか、「脳梗塞を発症」など、あまり良い内容ではありません。
 
「ゴルフの神様」と呼ばれたサム・スニード氏も、不幸にして大舞台で発症し、大きく報じられることになってしまいました。

サム・スニード氏の脳卒中 始球式の直後に…

管理人の普通の顔現役時代のスニード氏は、その「パーフェクト・スイング」と呼ばれるほど完成されたスイングで、メジャー大会を7度も制覇する大活躍を見せました。
 
しかも1965年には52歳10ヵ月でPGAツアー優勝という最年長優勝記録まで樹立します。
 
それだけでなく、62歳で全米プロ3位、67歳でレギュラーツアー最年長予選突破まで達成するのです。
 
スイングする男性ゴルファー
※画像はイメージです
 
こうした輝かしい成績から、スニード氏は1983年以後、19年連続でマスターズの「名誉スターター(始球式)」を務めました。
 
しかし2002年、89歳で務めた始球式の直後、脳卒中の発作に襲われ、その後体調が急激に悪化し、約1ヵ月半後に亡くなってしまいます。
 
スニード氏は高齢だったため、食生活などに関係なく血管の老化は進んでいたと考えられます。
 
脳卒中は、日本でもがん、心疾患に次いで多い死因であり、日本人の10人に1人は脳卒中で亡くなっている計算になります。
 
年齢を重ねたら、CT検査や頚部エコー検査などによるチェックを欠かさないようにしましょう。