世界の大富豪として有名なビル・ゲイツ氏は、母親を子宮がんで亡くしています。
それ以来ゲイツ氏は子宮がん撲滅に情熱を燃やし、アメリカで子宮がん研究の権威といわれる四人のうち三人を引き抜き、子宮がん撲滅のための研究所を設立しています。
ゲイツ氏自身も子宮がんについて勉強を続け、今では並みの研究者以上の知識を持っているそうです。
ゲイツ氏は、妻メリンダ・ゲイツ、父親のウィリアム(ビル)・ゲイツ・シニア氏とともに「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」という慈善団体を作っています。
この団体は05年に国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に、民間としては最大規模の7億5千万ドルもの寄付を行っています。
ゲイツ氏は、08年7月にマイクロソフト社の経営とソフト開発の第一線から退き、「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」の活動に専念すると発表しています。
同基金は、途上国のエイズ、マラリア、結核の根絶や教育水準の改善などに尽力しており、今後は寄付を拡大する方針も明らかにもしています。
ちなみにゲイツ氏は「レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿」を保有しています。これを保有しているのは世界でもゲイツ氏ただ一人だけです。またゲイツ氏は、あらゆる分野の書物を大量に読む読書家としても知られています。
世界一の富豪として知られる氏ですが、一般旅客機に乗る時には必ずエコノミークラスに座ります。(とはいえ、自家用ジェットを所有しています)