女優の市川由衣さんは、”酢納豆”を食べています。
市川さんは14歳で芸能界に入り、15歳で親元を離れてひとり暮らしを始めました。
体調を自分で管理しなくてはいけませんが、経済的な余裕も、料理のレパートリーもありません。
そこで目をつけたのが納豆です。
3パック100円ほどで、栄養価もバッチリでお財布にも体にもこれほど有難い食品はありません。
しかしここで根本的な問題が。
実は市川さんは納豆が苦手だったのです。
家族は納豆好きで、食卓にもよく上がっていたのですが、市川さん自身はにおいもネバネバもダメ。
しかし背に腹は替えられず、「今の自分に必要な物」として、どうにか食べようとあれこれ考えました。
そこで思いついたのが、大好きな酢を入れること。
酢の中でも、納豆に合いそうな黒酢を混ぜてみたところ、独特のにおいもやわらぎ、酢のもののように抵抗なく食べられたのです。
それ以来、2~3日おきに黒酢納豆を食べるようになりました。
お通じがよくなり、肌の調子も良くなります。
どんなに忙しくても一晩寝れば疲れが取れるのも、酢の疲労回復効果ではないかと考えています。
市川さんは健康情報には敏感で、さまざまな健康法を試しています。
効果が感じられなかったり、やめてしまったものもありますが、酢納豆は始めて以来16年間も続いています。
いわく
「私の健康をサポートしてくれる、効果満点のサプリメントのような存在です。『これさえ食べていればなんとかなる』という感じで、とても頼りにしています」
と、市川さんにとって酢納豆は”鉄板”になりました。
この記事は雑誌壮快 2018年 2月号(Amazon)72~73ページを参考にしました。