管理人の普通の顔花粉症の季節に、街中でマスクを着けている人を見るのはもはや当たり前になりました。(最近は一年中マスクを着けている人もいますが)

私は幸い花粉症にはそれほど悩まされていませんが、症状が出る人はマスク以外の対処も欠かせません。


対処の中でも「家の中に花粉を持ち込まない」のは大きなポイントです。
 
P&G清潔生活研究所が、外干しした洗濯物と花粉の付着について調査しています。
 
マスクする女性
 
綿100%の布を洗濯した後、濡れた状態でスギ花粉を付け、気温20度、湿度40%の環境で乾燥させてから花粉をはたき落とす実験を行いました。
 
その結果、手ではたき落としても花粉の81.8%は布についたままだったそうです。
 
一方で、乾燥した状態の布につけた花粉を手で落とすと、14.7%しか残りませんでした。
 
つまり、洗濯した衣類を外干しすると、例え手ではらっても花粉はほとんど残っているわけです。
 
同研究所では「たとえ晴れて洗濯日和の日でも、花粉症対策を考えるなら洗濯物は室内干しにした方が良い」と結論付けています。
 
天気が良い日には、どうしても室外に干してパリッと乾燥させたくなりますが、花粉症の季節は部屋干しか乾燥器を使うのが良さそうです。