女性普通トマトの皮にはアトピー性皮膚炎を改善させる物質が含まれています。

調味食品メーカーのキッコーマンと東北大学の共同研究で、トマトにはアトピー性皮膚炎を改善させる効果があることがわかりました。





キッコーマンは、アレルギー反応に効果があるとされる「ナリンゲニンカルコン」の研究を続けていました。 これはトマトの表皮に含まれるトマト特有のポリフェノールです。
 

 
アトピーになったマウスにナリンゲニンカルコンを与えたところ、皮膚を引っ掻くといったマウスの反応が減少し、炎症も回復することがわかりました。
 
アレルギーの指標であるIgE抗体の上昇も抑制されています。
 
ナリンゲニンカルコンにはスギ花粉症やアレルギー性鼻炎にも効くことがわかっており、ぜんそくの症状も抑える働きがあるとされています。
 
加えてアレルギー反応を引き起こすヒスタミンが遊離するのを防ぐ作用があります。
 
ケチャップやジュースなど加工トマトには多く含まれていますが、生食用トマトにはほとんど含まれていません。